正解のない、読書会のやり方
先日、読書会をしました。
大々的に告知をしたわけではなかったけれど、結局4人でじっくりと本をよむことができました。noteを見て来てくれた、という方もいてとても嬉しかったです。
読書会じたいは、何度も参加したことはあるけれど、自分で開くのは初めてでした。自分で場を進めていく、ということの難しさもありますが、どんなふうにしたら、みんなが話しやすいだろうか、という仕掛けづくりはやっぱり必要だなと感じました。
事前に、ちゃんとルールを提示しておこう、と思ったのですが、結局あまり定まりませんでした。
ただ、「読書には正解はないこと」「だれかの発言を否定したりしない」ということは口頭でお伝えしました。
読書会の流れは、こんな感じです。
・はじめのあいさつ(1分)
・簡単に自己紹介(1人/1分)
・アイスブレイク
(図書館でやったので、直感で気になった本を取って紹介してみる)
・本を読む→感想のシェア
・終わり(のち自由時間)
選書した本は、小さな短文エッセイで章立てされていたので、下記のやり方で本の感想をシェアしました。
・目次を見て気になった章を読む
・その章の気になったフレーズをメモする
・なぜ気になったか、なんとなく好きとかでもかまわないので感想をシェアする
そのときにメモ代わりになるように簡単なシートを作っておきました。(Canvaにあったテンプレをちょっと変えただけのものです)
あと、付箋もたくさん用意しておきます。ほかの人の発表のとき、その人の気になった箇所にも付箋をつけましょう、というルールにしました。よければ、付箋にその人の感想を軽くメモもできますし、読書会のあとも、こんな視点もあったんだなと気づくこともあるかと思います。
付箋の色がたくさんあれば、最初に色を決めておけばよかった、というのは今回の反省点です。
30分ほど、じっくり本を読む時間を設け、そのあとは感想のシェア。持ち時間は特に設けてないし、誰かの発言に対し、また感想を言ってもいい、そんな感じで二周りほどしました。
一人の発言や感想から、いろんなエピソードが返ってきて、それにみんなも応答する、そんな場がうまく作れたのは、永井さんの本だからかもしれません。とても読みやすいし、面白い。日常のエピソードとも繋げやすい。そんな選書をしたので、本の力にとても助けられました。
次もまた、同じ場所で読書会をやろうと考えています。
最初の読書会はこんな感じで進みました。またいろいろと工夫を考えて、みんなが話しやすく、居心地の良い場を作れたらいいなと思います。
読書会の宣伝もたくさんしてくれた「ほんむすび」さん、参加してくれたみなさん、ありがとうございました。