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誰も付けないタグを付けよう
日常、日々、人生、物語。
たぶん、それらにはたくさんのタグが付けられていて。タグをたどると、たくさんの人の文章があふれている。
誰も付けないタグを探してみたい。
昔知り合った、織物作家の方に季節の言葉を教えてくれた人がいた。織物の染め具合を表現するのに、季語をいつも探すという。
薫風、青時雨、夜焚、白南風、草合歓、水葵。
夏の気配、空気、匂い。それらを伝える言葉は身の回りにたくさんある。
夏だから、たまには慣れない言葉を探して、季節の変化を楽しむのはいいかもしれない。
言葉を増やすと、誰も付けないタグがみえてくる。ありふれた言葉は共感されやすく、たくさんのひとに消費されて埋もれていく。使い尽くされた言葉の群れから外れたものを拾ってくる。
ちょっとずつでも、言葉の幅を広げることで、とても素敵な言葉を残していきたい。
たまには、誰も付けないようなタグを探す。
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