家事がスマートになっている世の中だから
オフィス仕事もかなりスマート化できるなぁ、というのが最近思うところ。
いや、もちろん家事も仕事も人や環境に拠るので、何もかもスマートなわけでもないし、まだまだアナログなところもたくさんあるのだけれど。
家事や学校行事のタスクやスケジュールを夫婦で管理するように、部署内のタスクやTODOを管理するアプリやサービスはもちろんある。
アレクサに「お水買って」と頼めば次の日には届けてくれるように、オフィスでもお水やコピー用紙が無くなったら、アレクサに頼めばいい。そのほうが、総務のわたしに連絡がこないのでありがたい。そもそも発注も家でできるので、連絡が来ても全然かまわないけれど。
学校の門をくぐると、子どもの登校を知らせる通知がくるように、オフィスのドアを開けたら自動的に出社時刻が打刻されるようにできる。帰るときも同じ。
営業も暑い中、雨の中、外を回らなくてもいい。自分の席で、テレビ会議で先方と商談ができる。なんなら、家でもできる。
打ち合わせの時間も、「調整さん」みたいなアプリで先方に登録してもらう。登録されたら、自動的にお互いのカレンダーに登録される。
打ち合わせの前日に、リマインダのメールを送るのも、打ち合わせ後にいかがでしたか?というメールを送るのも、数日後・数週間後にもう一度、検討状況はどうですか?とメールを送るのも、実は全部自動でできる。
契約書や請求書も、郵便で送らなくても、メールで済ませることもできる。契約書の締結もウェブ上でできる、もちろん振込もネットでできる。
最新のオフィスで最新のツールを使って働いている人からしたら、なにを当たり前のことを書いているんだ、となるかもしれないけれど、意外と知られていないような気がする。
いまだに、会社員のことを「社畜」なんて言ってバカにしている人もいる。そういう人は、ひょっとしてこういうの知らないんじゃないだろうか、と思ってこれを書いている。
家事も時短時短、って言われて、少しうんざりしているところは正直ある。けれど、仕事も、効率化効率化と散々言われているはずだ。皆うんざりしているかもしれない。けれど、たしかにスマートになってることはある。
それで、本を読んだり、雑談したり、ゆっくりごはんを食べる時間が生まれるなら、良いことだ。
仕事はスマートに終わらせて、早く家に帰ろう。