MARIAGE FRERESの【CEYLAN O.P. RATNAPURA】
今日はマリアージュフレールさんの【CEYLAN O.P. RATNAPURA 】をいただいています。
1人で飲むし、がぶ飲みするのが目に見えているので、ティーポットは使いません。
実験器具を準備したかのような写真になってしまいましたが、左上から時計回りに
・マグカップ
・500ml以上入るガラスの容器(水さしとしても使えます)
・茶葉
・小さい皿(茶葉を入れる・蒸らし蓋として使う・茶漉し置きとして使う)
・茶漉し(中国茶用の茶漉しで代用)
・ティースプーン(茶葉をいただいた時にセットでいただいた物を使いますが、手持ちのスプーンで代用可能)
以上6点を用意しました。
MARIAGE FRERES は1854年にパリで創業されたフランス流紅茶専門店です。
17世紀からの紅茶文化を受け継ぐ老舗を看板にしています。
また、紅茶ブランド名として広く知られています。
日本では銀座にティークラブがあり、優雅な雰囲気を楽しめるようです。
アフタヌーンティー、行きたい!
私はMARIAGE FRERES というと、黒い円筒の缶に黄色のロゴマークのデザインしか知らなかったのですが、ホームページ上ではたくさんの種類のお茶があり、パッケージもとてもカラフルです。
【CEYLAN O.P. RATNAPURA】とは、「CEYLAN」の「O.P.」を使って作った紅茶で【RATNAPURA】という名前をつけました。
という意味です。
つまり、この紅茶の名前は【RATNAPURA(ラトナピュラ)】で「CEYLAN(スリランカ)」産の「O.P.(Orange Peko 新芽から2番目に摘んだ茶葉)」を使っています。
ということなのだろうけれど、「RATNAPURA」はスリランカ南部ギャル地方にある農園の紅茶 と説明されていました。
うーん、紅茶は分からないことだらけだ。
紅茶茶葉には種類がいくつかあり、それらの名前と特徴を把握していれば袋詰めされていてもどんな形状の茶葉が入っているかを推測することができる、のだそう。
味は飲んでみなければ記憶できないけれど、この知識があれば色々な紅茶の発見ができて楽しそう!
例えば、同じ茶葉でもリーフティー用とティーバッグ用が出てくるけれど、リーフティーを使ってティーバッグを作る場合はティーバッグ用茶葉とはティーバッグの作りを変えたりする。
そんなことが研究されている、ってことよね?
「どうやって作ったら簡単においしく飲めるか」を試行錯誤して完成された物を、その理由と工程を聞きながらいただいてみたい!
そうしたら、いただく一杯がさらに愛おしくなるはず。
書いたことを読み直してみると、自分の変態性に気付いてしまいました。
でも、お茶好きってこういうことだよね?
世の中のお茶好きさん、私はどんなジャンルに所属するのか教えてください!
話がズレてしまったので、お茶の話に戻します。
まずは乾燥茶葉。
リーフティーなので、しっかりと形があります。
味をすでに知っているため、乾燥茶葉を見ただけで口の中にヨダレが溜まっていく。。。
茶缶に入っていると甘いにおいがするのですが、小皿に出してしまうとかなりにおいが薄まってしまい、鼻を近づけても微かに感じられる程度です。
ガラスのポットに茶葉を入れてお湯を注ぎ、小皿で蓋をして抽出されるのを待ちます。
ガラスの容器は茶葉の動きが見られるのが楽しくてスキ。
紅茶では茶葉が動くことを「ジャンピング」というのですよね。
中国茶の茶芸では「茶が舞う」と表現します。
茶葉がお湯を吸って重たくなるから下に落ちていくのですが、最初にお湯を注いだときは、茶葉が上下に分かれてとどまるの面白いですよね。
中国茶の緑茶茶芸の中にガラスのコップを使うものがありますが、その際に上手に淹れられているかどうかの判断基準の一つとして、「茶葉が上下に分かれているか」というポイントがあります。
そんなことを思い出しながら、私は茶葉の動きを見たりしています。
抽出時間が長くなってしまうと渋みが出てきてしまうだろうと、コップに淹れるのですが、上の方の茶葉が一緒に入ってしまうのでコップに茶漉しを置いてついでいきます。
注いだお茶は甘くて華やかな香りが良くて、しあわせ。
思いっきり息を吸って香りを嗅いでいきたい。
口に入れると、最初から口の中が甘みで支配されていきます。
後味も渋みがなくておいしい。
ポットのお茶が2/3ほどになったところでお湯を足して飲んでいくのですが、2煎目(と言ってよいのかな?)だからか、お湯を入れたまま放置しても渋みが出てきません。
あー、おいしい。
しあわせー。
美味しいお茶をいただけるって本当、しあわせ。
我が家の家族、美味しい物をかぎつける能力があるんだろうか。。。