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2008年北京オリンピックを香港で見ていた

【2008年オリンピック記念茶餅】を飲むと、2008年のオリンピックを思い出します。

当時、私は香港に住んでいました。
帯同家族ビザだったので、働くことはできません。
ですが、来港前に日本で中国茶の勉強をしていた私にとっての香港行はまさに「渡りに船」でした。

家族と一緒に渡航するために、一生懸命仕事を辞めて(一生懸命という表現はおかしいですが、「おいて行かれる」という強迫観念から辞職するのに本当に必死でした)から来た香港での有り余る時間。

お茶屋さんに入りびたり、家族の稼いできたお金で茶器や茶葉を買うという贅沢な時間を過ごしていました。

2008年のオリンピックで馬術の会場は香港だった

この記事のヘッダーの写真は、オリンピック前の香港の空港に展示されていたマスコットです。

2008年7月香港国際空港にて
オリンピック馬術マスコット「福娃歓歓」
パラリンピック馬術マスコット「福牛楽楽」

当時写真は撮ったものの、マスコットのことをしっかりとは把握していませんでした。

ただ、街中にオリンピックを意識させるものがちょこちょこと存在していました。

2008年北京オリンピックマスコット@香港公園

こちらは香港公園内に展示されていた5体のマスコット。
香港公園内には「茶具文物館」があるので、よく通っていました。

オリンピック歩道橋

歴代のオリンピック開催地が書かれている歩道橋もありました。
これはどこだったんだろう。
金鐘・湾仔・銅鑼湾あたりなんだろうけれど、場所の記録がないので分かりません。

それから、5月2日に聖火リレーが香港を通過する際には、茶友が会場に行っていました。

こうやって記事を書いてみると貴重な体験をしていたと思うのですが、香港に住んでいた当時はあまり気に留めていませんでした。

私の残りの人生の中で再度香港に住む可能性は無いだろうし、有ったとしても環境はまったく異なるはず。
あの当時の香港にはもう会えない。

だから、せっかく記録が残っていて発信できるツールを得たのだから、公開しないとと思い、記事にしてみました。

【2008年オリンピック記念茶餅】の正式名称は
「第二十九届奥林匹克运动会 吉祥物纪念茶饼」で、日本語に訳すと(第29回オリンピック記念 マスコット型押し餅茶)でどうでしょう。

2008年オリンピック記念茶餅の箱

このお茶を持っていなければ、10年以上前のオリンピックのことを記憶にとどめておくなんてしなかっただろうな。

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ぐうたらママ
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