プーアール生茶をティーポットで淹れようとして重ねた選択ミス
濃いめの日本緑茶を好きな方には、私はプーアール生茶が相性が良いと思っています。
プーアール生茶の渋みが日本茶の渋みと通じるものがあるからです。
ですが「中国茶を淹れるのは難しい」と思っている方が多い上に、急須を持っている人も減っているそうです。
ではティーポットなら?
ということで、ティーポットを使ってプーアール生茶を淹れることにしたのですが、選択ミスを重ねてしまいました。
選択ミスその1:茶葉
本日選んだお茶は【2008年オリンピック記念茶餅】
【07年凤山春尖】にしようと思ってティーポットを用意したのですが、同じく2枚持っている【2008年オリンピック記念茶餅】を久しぶりに飲もうと思ってしまいました。
箱を開けて懐かしく思いながら、すぐに選んだことをちょっと後悔。
「オリンピック記念プーアール」と呼んでいるけれど、このお茶は硬く固められた「磚茶」で崩すのが大変だから、あまり飲んでいないことを思い出したからです。
通常のプーアール茶のようには刀が入らないので、表面を削いで崩します。
過去の私も奮闘したようですが、すぐに心が折れてしまっていたよう。
ですが、今日は記事を書くという目的があり、なおかつティーポットを使うので、がんばって削りました!
削り落としていると周りに散らかり、かなりの惨状になりながらもめげずに削りまくり、なんとか必要量を準備。
削り落としているので、細かい茶葉が多くなってしまいます。
ですが、香りがとても良いです。
このお茶の特筆すべきは「メントール」のにおい。
香港ではあまり気付けなかった「メントール」の香りをたくさん感じることができます。
↑このお話はまた後日記事にします。
選択ミスその2:ティーポット
最初にティーポットを選んでから茶葉を準備したので、選択ミスをしたのは茶葉だけなのかもしれませんが。。。
このガラスのティーポットは、中の筒状の部分に茶葉を入れお湯を注ぐと、4方向に3本ずつ入った切れ込みからお茶が抽出されて外の部分に溜まっていく仕組みです。
さて、細かい茶葉がたくさんあるまま、細い切れ込みが数本しかないティーポットで淹れるとどうなるかというと。。。
切れ込みに細かい茶葉がつまってしまい、なかなかお茶が抽出されなくなってしまいます。。。
最初のお湯で洗茶したいのですが、時間がかかる。
お湯が全部排出されたので、一応洗茶終了。
茶葉は開いています。
改めてお湯を注ぐと、少しだけ泡状のあくが出てきたので、スプーンで取り除きました。
で、抽出されるのを待つ。
時間がかかると渋みが出てきちゃう、とヤキモキしながら待つ。
実食、実飲というべき?
少し渋みが出てしまったけれど、美味しい!
「梅子」の香りもあるのだけど、「メントール」の爽やかさが喉に気持ちよく入って鼻から抜けて、気分がシャキッとする。
これ、朝に飲みたい。
それからマグカップでがぶ飲みしたい!
お茶が喉に移動した後は、口内に軽い渋みがはりついているので後味は甘いです。
ただ、喉はメントールで軽くスースーが続きます。
これから花粉症の季節になるから、日常的に飲みたいな。
まずはがんばって茶葉を削ろう。
後日談
今回の失敗をもとに、ティーポットを変えて再チャレンジしたことを記事にしました。
こちらもぜひご覧くださいませ。
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