折りたたみ傘専用の傘袋
2008年6月の出来事ですが、記事にするために後から付け足した部分もあります。
香港には、濡れた傘を入れる袋が2種類用意されているお話しです。
最近の香港は「梅雨」のようです。
天気予報は連日「雨」とか「雷雨」。
午後には止んで晴れることが多いので、スコールみたい。
香港は駅からマンションはもちろん、駅近郊のビル同士に連結通路が有ったりミニバスなどの交通網が発達している為、雨の日でも傘をささずに移動できる範囲が広いです。
その為か、豪雨の日でも折りたたみ傘を持っている人が多いように思います。
なので、傘袋も普通の傘用と折りたたみ傘用の2種類が用意されているのが普通です。
画像左側の袋は短いのがわかりますか?
また「小心地滑」とは、滑るから気をつけてね、という意味です。
決して地滑りが起きるわけではありません。
私は「小心地滑」を中国語でとらえていましたが、中国語話者ではない家族には日本語で読むと「しょうしんじすべり」という表現が面白かったようです。
香港では日本よりも多い割合で、掃除をするスタッフたちを見かけます。
だから道路もきれいです。
このビルにももちろん掃除をするスタッフがいて、いつもきれいに保たれています。
そしてこの写真を撮った場所は、マンションから駅へと続く道の間なので、びしょびしょの状態の人が来る率が少ない場所です。
だから、実際にこの場所で傘袋を使う人も少ないだろうし、床がびしょびしょになって滑るようなこともそうそう無いと思われます。
ですが、お店の入り口ということで傘袋が置かれ、そのスタンドにはもれなく「小心地滑」が付いているのです。
こちらも普通の傘用と折りたたみ傘用の2種類ですが、傘袋には名前が印刷されています。
まーったく濡れている気配ありませんけど、この写真を撮ったのは雨が降った日だったのでしょう。
この傘袋、香港のお土産としてもらっておけば良かった。