2001年産【紫大益7572】と判明
先日、私が大好きな「勐海茶廠」の熟茶プーアールのことを記事にしました。
この中で私は「もしかしたら私が保有しているのは偽物かも」と書いてしまいましたが、コメントでこの銘柄について述べているURLを送ってもらったことで、いろいろと調べることができるようになりました。
↑ 教えていただいた記事URLです。
この記事を読み、私が所有しているのは「勐海茶廠」の看板商品の一つである【紫大益】だと分かりました。
もちろん偽物ではありません。
参考にした記事内に包装裏側写真が添付されていて、私のと同じように、何もプリントされていません。
でも、「内票」に「内飛」も入っています。
【紫大益】について
包み紙の印字が紫色の大益ブランド、ということで【紫大益】と呼ばれます。
例えるなら「牛乳石鹼」の赤箱、みたいな感じです。
数字の意味
【紫大益】には生茶と熟茶があり、生茶は「7542」・熟茶は「7572」と区別されます。
「75」は1975年の配合レシピの意味。
「4」は茶葉の等級が4級の意味。
「2」は「勐海茶廠」の番号です。
つまり「7572」というのは「勐海茶廠」が7級の茶葉(等級違いの茶葉を組み合わせて作っているので総合すると7級に値する)を使って、1975年に開発したレシピで作ったプーアール熟茶、となります。
この「7572」のレシピは今ではプーアール熟茶を作る基準となっています。
俗称はさまざま
1996年から2003年の間「勐海茶廠」の取引先は幅広く、大量の【紫大益7572】が作られました。
レシピが同じでもお茶は農産物。
その年の茶葉の状態や、製作ロットによって味が変わってきます。
なのでコレクターやお茶屋さんはまとめ買いをして、そのロット番号表を保管しておくそうです。
数多く作られた商品の中でも、特別なものに対してはそれぞれ呼称があります。
例えば【96玫瑰大益熟茶】・【204批紫大益7572熟饼】・【2003年紫大益甲级青饼(大R)】などです。
「勐海茶廠」の番号が「2」の理由、7572なのに多くの呼称がある理由について、いつか別の記事で書きたい!
私の【紫大益7572】は2001年産
記憶にはやはり限界があり、過去の記録を探し回った結果、私の【紫大益7572】は2008年9月に購入したものだということが判明。
当時、すでに01年産は試飲済みで、日を改めて購入しに行ったようです。
その日、同じく【紫大益7572】で00年産もあるからと飲み比べをさせてもらいました。
その結果、やはり01年産の方が私は好みだったので、01年産の物を購入したと記録されていました。
このことについても後日記事にします。
【紫大益7572】の包装の印字についても、もっと調べていつか記事にできるようにがんばろう!
一番大切なこと
今回、自分の【紫大益7572】について調べるのはとても楽しかったです。
「美味しければそれで良い」と思っていたけれど、調べることで理解が深まり、もっともっと美味しくいただくことができるようになりそうです。
ワインと同じように、年代物のプーアール茶や希少価値が高いものは値段が高騰しています。
【紫大益7572】は大衆茶ですが、高値がついているものが出回っているのも事実です。
もしも自分が楽しむために購入するのであれば、必ず試飲をしてください。
そして、その味が好きかどうか、その味に値段分の価値があるかどうかをよく考えた上でご購入ください。
お茶をいただくときは、ゆったりと楽しくいただけるのが一番大切だと私は思っています。
サポートいただきありがとうございます。 いただいたサポートでお茶を買いに行き、記事にさせていただきます😆