しずまれ、私の荒ぶる気持ち。
モヤモヤすることやイライラすることが重なってしまい、悲しみや妬み、悲観などの黒い感情が押し寄せてきた。
迎え撃つこともできただろうけれど、それよりも太極拳のように流したかった。
だから自分の気持ちをしずめるために【2008年オリンピック記念茶餅】を削りました。
このお茶はいわゆる【プーアール茶】ではあるけれども、一般的なプーアール茶よりも硬くかためられた「磚茶(せんちゃ)」です。
手などでは崩せないので、私はパン切包丁でガリガリと削ります。
ガリガリと削ると茶葉がそこら中に飛び散るので、お皿の上ではなく、てぬぐいの上で削る作戦。
画面上ではわからないかもしれませんが、テーブルのみならず床にも茶葉が飛び散っています。
一心不乱にガリガリしながら、荒ぶる心をしずめていきます。
ガリガリに没頭していたら、茶葉が指に刺さって軽く流血したので我に返って作業を中止し、手ぬぐい上の茶葉を集めてビンに入れました。
茶葉が飛び散るので後片付けは大変だし、労力に対しての茶葉の量は少ないのだけど、気持ちは落ち着きました。
片付けとか好きじゃないし得意ではないけれど、お茶がからむと全然苦にならないので、きれいに片づけを進めていきます。
さよなら、私の黒い感情たち。
おまけ
この【2008年オリンピック記念茶餅】、私は2枚持っています。
自分で(お金の出どころは夫ですが)購入した1枚の他、本帰国する私に香港の茶友たちがくれた1枚。
一緒に「朝飲茶」行った時の写真をメッセージと一緒にラミネート加工してくれたメッセージカードを作って同封してプレゼントしてくれました。
そのほか、お茶屋さんで知り合ったメンバーに一緒に授業を受けたクラスメイトたちが箱にサインをしてくれていました。
特にクラスメイトたちは、わざわざ時間を作ってお茶屋さんまで足を運んでくれたんだろうなぁ。
片付けをしている時にメッセージカードやサインを見て、そんなことに思いをはせて気持ちの浄化完了。
次は飲む時にまた思い出に浸ろう。