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簡単にプーアール茶が飲める【小沱茶】

プーアール茶というと、円盤状の「餅茶」が有名です。
「餅茶」のように持ち運びしやすいように固められた形状のものを【緊圧茶】と分類し、茶葉がバラバラになっている「散茶」と区別されます。

【緊圧茶】には「餅茶」のほか、四角く固められた「磚茶」、そしておわん型の「沱茶」などがあります。

「餅茶」はホロホロと崩しやすいですが、「沱茶」は硬いため崩すのが大変で、日常的に飲むのを敬遠しがちです。

ですが【小沱茶】ならば気軽に楽しめます。

【小沱茶】

私の飲んでいる【小沱茶】は直径2㎝くらい。

【小沱茶】乾燥茶葉

真ん中が凹んだ状態で乾燥させてあります。

茶海に入った【小沱茶】

私はいつも【小沱茶】を一粒コップに入れ、お湯を注いで飲んでいますが、撮影用に茶海を使います。

【小沱茶】洗茶後

茶海によく沸かしたお湯を勢いよく注いで洗茶します。
が、全然崩れません。
洗茶後、お湯を捨て、またお湯を注いでお茶が抽出されるのをひたすら待ちます。

抽出された【小沱茶】

抽出されるまでに時間がかかるので、放置して他の用事を済ませてしまいましょう。
5分くらいでお茶が出てきます。

一度抽出されれば、この後は差し湯をしながら飲むことができます。

【小沱茶】茶水色

最初にプーアール熟茶特有の少しかびっぽい香りがありますが、すぐに消えてしまいます。
味は、少しコッテリめの甘い味です。
煎を重ねたり、温度が下がっても甘いままでエグみなどはありません。
ずーっと甘い。
私が好きな熟茶の味です。

【小沱茶】茶殻

茶殻の状態を見ると、葉の形はほとんど確認できません。

この【小沱茶】、購入してからすでに10年以上経った物になります。
生茶と違って熟成が進むことがないので、保管状態が悪くなければ、今後も変わらず美味しくいただくことが可能です。

既に一生かかっても飲みきれない量の茶葉を持っていますが、香港に行けたらまた買いたいと思ってしまうお茶です。

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ぐうたらママ
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