安室ちゃんのアルバムはどうしても手放せない
私が初めてCDを自分で買ったのは台湾留学中。
それまでは自分で音楽を選ぶことがなく、友達が「好きな音楽」をカセットテープやMDに編集したのをもらったり貸してくれるのを聞いていました。
まだ知的財産権についてゆるゆるだった時代、台湾には勝手に「◯◯ヒット集」みたいなCDが普通に店頭に並んでいて廉価で売られていました。
学生だった当時は「オトク」と思って何枚か買ってしまいました。CDのアーティストの方々、ごめんなさい。
そこから自分でCDを買うようになり、たくさんのCDを買いました。
気づけばCDがたくさん。
引越しを機に荷物の整理をする度にどんどん手放していっているけれど、どうしても手放せないCDの多くが安室ちゃん。
ファンクラブに入ってもいないし、コンサートにも行ったこともなかった。そして「アムラー」でもなかった。
でも、安室ちゃんは特別な存在で、香港在住時に販売していたCDアルバム「BEST FICTION」のDVDのリージョンコードが日本とは異なり、日本では見られなくなると理解した上で購入したこともある。
現在は数多くのアーティストがYouTubeで楽曲を公開しているため、手放してしまったアーティストのCDの楽曲のみならずMVが見られるようになったため、手放したことを後悔はしていない。
だけど、安室ちゃんはYouTube上ではサンプルだけしか公開していない。
私が持っているCDアルバムは数枚に過ぎないけれど、手放さなくて良かった。
いや、手放せなくて良かった。
多くのアーティストのCDがさまざまな思考を凝らしていたのと同じように、安室ちゃんのCDにも遊び心がありました。
この「Queen of HipPop」では、歌詞カードがタブレット紙を模したもので作られていて、私のお気に入り。
このアイディア思いついた人、すごいなぁ。
それから、「BEST FICTION 」の後に販売されたアルバム「PAST<FUTURE」ではジャケットが斬新だった。
前作「BEST FICTION」のジャケットを破っている安室ちゃん、というジャケット。
すごい発想だよなー。
でも、実際にジャケットを破るのはダメ!
こどもがまだ2歳か3歳の頃、本棚から安室ちゃんのCDを引っ張り出してきて、ジャケットを破られたことがあります。。。
その時はこどもに対して泣いて訴えました。
「これはママの大切な安室ちゃんのCDなの。破っちゃイヤなの」と。
その時のこどもは、今は私のことを「お母さん」と呼び、安室ちゃんのCD達を大切にしてくれています。
私のお葬式では絶対に安室ちゃんのアルバム流してもらうんだ♪
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