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ハーブファスティングを始めるまでの話

あなたの部屋はキレイですか?もしかしたら、ミニマリストさんくらいに?
それとも私の部屋と同じように、掃除はしているけど、いろいろなものが積みあがってたりしていませんか?

年末の大掃除が気になり出す11月の終わり、私はゴミ袋を片手に捨て活に励んでいました。
いつの間にか溜まってしまう紙の山、通販の段ボール箱、エコバック、ホテルのアメニティetc...
「なんでこんなに沢山あるの?」そう思いつつも、一部をゴミ袋に投げ入れる。
一目でゴミと判断できるもの、いつか使うかもしれないもの。見覚えのないもの。
そうしているうちにこの家の中にあるいらないものが、ここ10年ほどで体についた贅肉そのものであるように感じた。
(あー。またこれ落ち込むやつだ・・・)
ここ何年かの1年の目標は、ダイエットだった。毎年・・・ということは毎年失敗している。

ため息と共に作業を続けていると、ふと前に読んだ本を思い出した。少し前に会社の同僚に勧められた本だ。
「毒出しのトリセツ」という本だった。
彼女は少し年下で年齢からくる体調不良が早めに起こってしまい、出勤もままならない日もあった。
しかし最近は元の元気を取り戻したようで、とても嬉しかった。
昼休み、たまの外ランチで元気の秘訣を聞き出すことにした。
「1回4日間のハーブファスティングを1ヶ月に1回ずつ初めてから今は半年くらい」と言い、
「本当に体から毒とかいらないものが出て行った感じなの」とハートマークを飛ばす勢いで話す。

「え〜。ファスティングって断食でしょ?食べるの大好きなあなたがよく我慢できたわね」
「ハーブファスティングでは『空腹状態は禁止。お腹が減ったとしたら、やり方が間違っている』って言ってね、固形物は食べないけど、スープやジュースとかで必要なものは取るから、絶食というわけじゃないのよ。
結果として体重が減ることもあるけど、何よりも体内の「毒」を出すことが目的なの」

そんな会話をした時に、彼女から受け取った本はこの山のどこかにある。
はず。。。
糖質制限は白飯やパスタを食べられない日々が続くことで挫折した私だけど、4日間だけなら・・・
気を取り直して、ゴミ袋を握り締めて捨て活がてら、本の捜索を始めた。
その後、なんとか「毒出しのトリセツ」を発見した私は、どっかりとソファに座り読み始めた。

「体の中に微細な毒が蓄積し、徐々にしかし確実に私たちのカラダに忍び込み、蝕んでいきます」

「もし不調を感じて「歳のせいだ」と思ったり、何かしらの努力をしてうまくいかないことがあったとしても、
それはもしかすると、自分のせいではなくて「毒のせい」かもしれません。その可能性を疑ってください」

「げ・・・私も毒、溜め込んでるってことなんだよねぇ」

「毒出しのトリセツ」で紹介されるハーブファスティングはハーブの力で体内の「毒」を排出することを主に目的としていて、毒出しの対象となる臓器によって、使用するハーブが違うということ。
まさにトリセツ。解説本だと思った。朝はハーブのシェイクを飲み、1日3食スープを作って飲む。
空腹感をなくすカフェレシピ(バターコーヒーとか)もある。
なんだか色々準備するんだなーと思った。すぐには始められそうにない。
逆にこれだけ準備して取り組めば、空腹感と戦う事はなさそう・・・かな?

そのほかにもこの本には「毒出し」のためのさまざまな知識が詰め込まれている。

「試しに1日やってもらえたら、次に4日ぐらい簡単だと思えるはずです」
「まずは1回目を適当でいいのでやってみましょう」

ファスティングをする事に対する不安はまだあるけれど、試してみる事にした。1回目、4日間の感想は「意外と平気」でした。

だけど初めてかたには4日間の前に1日だけ試してみることをお勧めします。
気合いを入れた1日目にスープやカフェの味が嫌い!なんて事になったら、挫折しちゃいそうですよね。
私もこれは好き、これは好きじゃない。と自分専用のメニューを見つけているところです。
毒出し習慣を計画的に少しずつ。一緒に初めてみませんか。


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