ノウハウと行動
ノウハウを知りたがる人が多い。
上手にやる方法を手っ取り早く手にしたいと思う気持ち、分からなくもない。
事実、今までいろいろなノウハウを学んで来たし、今でも成果を上げるための方法を手にしたいとアンテナを張っている。
そうした中で、最近つくづく思うことがある。
それは、ノウハウを学んでもそれだけで成果が出るわけではない、ということ。
先人たちが経験・試行錯誤してきたノウハウを学ぶのは、確かに勉強になる。また、事をなすための指針となることもある。
ノウハウを学ぶこと自体が悪いわけではないし、それなりに役に立つと思う。
ただし。
ノウハウを学んで、無駄な試行錯誤をすっとばせるメリットはあるけど、学んだからといって、それだけで実力がつくわけではない。
ノウハウが分かったのなら、実際に実践してみる。
そうすると大抵は思ったほど上手くいかない。
結局、実際に実行に移して、壁に当たりながらもブラッシュアップして、成果に近づけていく作業が必要。
つまり、ノウハウを学ぶと分かった気になるけど、結局は実行してそれをフィードバックするというプロセスが必要であるということ。
インプットしただけでは身につかず、アウトプットとフィードバックを繰り返す事によって実力が付き、成果に結びつくのだ。