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売却か、賃貸か。それが問題だ ~相続不動産の処分について~

幸せを届けたい不動産屋、坂下です。

最近、相続で取得した不動産についての相談が増えてきたような気がします。
2025年には、第一次ベビーブームの時に生まれた「団塊の世代」の方々が全員75歳を超える、
言わゆる「大相続時代」に突中することになるからでしょうか?

親から土地建物を相続したけど、自分たちは使わないから、さて、どうしたものか?というご相談ですね。

そういう相談の中で必ず出てくるのが、相続した物件を売却するか、または賃貸へ回すか、どちらがいいでしょうか?というご質問です。
売却するにせよ、賃貸へ回すにせよ、メリットもあればデメリットもあるので、一概には何ともお答えしにくい質問ではあります。

売却or賃貸、それぞれのメリット・デメリットとは?

【売却のメリット・デメリット】


●メリット●
・使用してない不動産が現金化される
・維持管理の手間やコストが、売却以降かからなくなる
●デメリット●
・所有している不動産(思い出の不動産)は無くなる
・希望金額で売れない場合もある
・最悪売れない場合もある

【賃貸のメリット・デメリット】


●メリット●
・借り手がいれば毎月の賃料収入が見込める
●デメリット●
・物件のリフォームなど賃借人募集にあたって初期費用がかかる
・一定のリスクはある(空室リスクや賃借人の問題など)
・維持管理費などは発生する(固定資産税、管理費用など)

不動産の賃貸業をされている方、いわゆる大家さんですが、事業として考えないとなかなか厳しいです。借り手はなかなか見つからないし、借りて頂いてもクレームは受けるし、火災保険やら固定資産税やら修繕費やらで、出費も多いと聞きます。
覚悟をもって賃貸業をやるんだ、というならいいですが、「貸し出したら毎月収入あるし。。。」みたいな軽い気持ちで始めると、大変かと。

売るか貸すかで迷われたら、それぞれのメリット・デメリットをよく考えて、ご判断下さい。
まずは、私たちにご相談下さい!

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坂下 久也

株式会社ハウスアイビー 取締役
長良川行政書士事務所 所長

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