純ジャパのTOEFLリスニングを12→28に上げたNotionテンプレート【無料公開中】
「海外に留学したい!」
「○○大学(院)で勉強したい!」
そんな気持ちを抱いた人々の前に立ちはだかる壁の一つが、英語の語学試験。
TOEFL、IELTS、Duolingoなど、試験の種類は様々ですが、時として高いスコアの提出を要求されることも。
いずれの試験についても、高得点の獲得は一筋縄ではいきません。
とりわけ、TOEFLのリスニングでは、アカデミックな語彙や速い話し方に苦戦し、「全然聞き取れない…」と感じる方も多いのではないでしょうか。
私自身、長期の海外生活経験を持たない純ジャパ(純粋なジャパニーズ)として、リスニングには非常に苦労しました。
高校生の時に初めて受験した際、リスニングのスコアはわずか12点。
そこから、最終的になんとかスコアを28点に引き上げました。
そして、私がここまでリスニングの得点を上げることができた理由は、Notionというアプリの活用にあったと感じています。
今回は、私がリスニングスコアを上げた時に、Notionをどのように活用していたかについて解説します。
ちなみに、今回ご紹介するテンプレートは現在無料で配布しております。
以下からダウンロードできます↓
テンプレート構成
今回ご紹介するテンプレートの構成はこちら。
写真のように、「TOEFL Listening」というページの中にConversationとLectureの2つのサブページを設置しています。
まず、TOEFLのリスニングでは、主に以下の2種の音声が流れます。
Conversation(会話)
Lecture(講義)
これに合わせて、私のテンプレートではConversation用とLecture用の2つのデータベースを作り、学習記録を行いました。
なお、ConversationとLectureを1つのデータベースにまとめて記録することも技術的には可能ですが、データが増えすぎて動作が重くなりそうなので、あえて分けています。
また、こちらのテンプレートは、ETSと提携してTOEFL公式の問題を無料で公開しているサイトである、TPOの利用を前提としています。
TPOの使用方法はこちらのnoteが大変参考になります。
もちろん他のリスニング教材の勉強記録にも応用可能です!
では、ここからはConversationとLectureそれぞれのデータベースの構成についてご紹介します。
Conversation(会話)用データベース
私がConversationパートの勉強記録に使用しているデータベースはこんな感じ。
以下、それぞれの列の使い方について詳しく説明します。
Level
問題の難易度です。
「易」「中」「難」「不明」の4つの選択肢を設けています。
本番レベルの演習には「難」がおすすめです。
Name
教材の名前を記録できます。
ここで新規ページにもアクセスできるので、教材の名前のついたページを作り、そこにリスニングのスクリプトや問題演習の振り返りなどを書き込むこともできます。
score (full=5)
問題を解いてみて、正当できた数を記録できます。
(満点のスコアは問題によって変わる可能性があるので、あくまで目安です)
さらに、Notionの機能を使えば、
過去に解いた問題の平均点を求める
点数が低かった問題を検索し、重点的に復習する
といったことも可能です。
Date
問題を解いた日付を記録できます。
Vocab
聞き取れなかった単語や表現、今後覚えたいものを記録します。
語彙の整理に役立ちます。
1st
チェックボックス形式で、問題を解いたかどうか記録できます。
同じくチェックボックスの列を増やせば、2回目・3回目…と復習状況を記録することも可能です。
Lecture(講義)パート
Lecture用のデータベースは以下の通り。
基本的にはConversationのテンプレートとほぼ同じ構成ですが、1つ異なる部分があります。
それが、Genre(ジャンル)。
写真だと左から4列目に見えます。
TOEFLのLectureのジャンルは、「人文科学」「社会科学」「自然科学」「生命科学」の4種に大別されます。
(分類方法は中国TPOに準拠しました。なぜ自然科学と生命科学を分けたんだ)
このLectureパートでは、大学の講義レベルのアカデミックな語彙が頻出します。
そのため、専攻によっては
「人文科学系は分かるのに、自然科学だと全然得点できないな…」
ということがありえます。
(私はそうでした)
Notionのフィルタリング機能を使えば、苦手なジャンルの問題を素早く検索し、重点的に復習できます。
まとめ
今回は、TOEFLリスニングスコアを28点に上げるために活用したNotionテンプレートをご紹介しました。
上記の機能を詰め込んだNotionテンプレートは、以下のリンクよりダウンロードできます。
ぜひ活用してください!
(そのうち有料にするかもしれないので、今のうちのダウンロード推奨です)