アバンテのサス
ラジコン界の創造神・滝博士の理想と浪漫の結晶・アバンテ。
業界全体が熾烈な争いを繰り広げていたバギーブーム。あくまで我が道を往き、界隈からは「まぁタミヤだから(笑)」くらいにナメられてた頃。対外レースでも勝てる車を作ろうとついにタミヤが本気になった!みたいな感じで語られることが多い。
しかし、よく見ればわかるけど、他社のライバルを研究してより効率よく!より速く!みたいな造りではなく、ホイールやウイングステーなど、随所に遊び心が感じられるし、自動車工学をラジコンに落とし込む実験台のようにも見える。結果的によりコストのかかったよりすごいモノが出来ただけで、やってる事はあくまで我が道を往くタミヤそのものだった。ブレない。
まぁその改良版のイグレス以降、実験的な要素はどんどん実戦的にブラッシュアップされて、対外レースでも積極的に戦っていくことになるんだけど。
ただ奇抜なだけじゃない、一目で理解し切れないくらい思想がこれでもかと詰まった足回りについて今回は書いてみようと思う。
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