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【原神】元素耐性ダウンと防御力ダウンの違い

元素耐性ダウンと防御力ダウンの違いについてになります。
先に結論から書くと、元素耐性ダウンの方が強い場合が多いです。


【1.元素耐性ダウンとは?】

聖遺物の翠緑の影の効果などで発動する敵キャラクターごとに設定されている属性耐性(物理含む)をダウンする効果です。
耐性も炎属性や水属性など属性ごとに分かれています。
耐性が0%以下の場合、ダウン効果は半減します。

翠緑の影の効果

【2.防御力ダウンとは?】

一部のキャラクターのスキルや凸効果に設定されている、敵の防御力をダウンさせる効果です。ただし、防御力という値は敵キャラクターは持っておらず、ダメージに対する敵のレベルを下げる効果になります。
防御力は耐性別に分かれていません。

リサが持つ固有天賦の効果

【3.耐性ダウンと防御力ダウンはどれくらい効果が違うのか?】

ダウン効果を持つキャラを準備して、実際にダメージがどれくらい変わるか確認します。ダウン効果のキャラクターは香菱とレザーを使います。
どちらも、ダウン値は-15%です。

香菱の炎耐性ダウン効果
レザーの防御力ダウン効果

敵は螺旋に出てくるユムカ竜にします。レベルは88、元の炎耐性は10%です(炎耐性は自分で調べられないので、ネットで調べた値です)。

ダメージはディルックの元素スキル1回目にします。ダメージは以下の方法で与えます。

  1. ディルックのみで攻撃

  2. 香菱の元素スキルで炎耐性ダウン後にディルックで攻撃

  3. レザーの元素スキルで防御力ダウン後にディルックで攻撃

それぞれの結果は以下の通り、

ディルックのみ ダメージは7293
炎耐性ダウン後 ダメージは8306
防御力ダウン後 ダメージは7881

【4.どちらを優先すべきか?】

1つだけ付与できるのであれば、耐性ダウンの方が効果があります
敵の耐性はほとんどの場合、最低でも10%に設定されています。耐性ダウンのスキルや効果は基本10%以上に設定されているため、耐性を0%以下にできます。そのため、1.1倍以上のダメージアップが期待できます。
防御ダウンの方は耐性ダウンに比べてダメージアップ量が少ない場合が多いです。ただし、耐性ダウンと違い、防御ダウンは全ての属性に対して効果があるため、メインもサブアタッカーもダメージを出すような編成であれば、効果も大きくなります。

実際の編成で、耐性ダウンか防御ダウンか選ぶ場面は少ないですが、ダメージを上げる方法として覚えておくと役に立つかもしれません。





(ここから下は細かいダメージ計算なので見なくていいです)
炎耐性ダウンの方は、
元が10%の耐性から15%下げていますが、0%以下の場合は耐性ダウン効果が半分になるため、最終的な耐性は-2.5%。
元の10%と比較すると、1.1389倍になります。
(元のディルックのダメージ)7239*1.1389=8305.99
なので、耐性ダウン後のダメージと一致。

防御ダウンの方ですが、まず防御力は以下の計算で求まるらしいです(ネットで検索)
(自分のキャラクタレベル+100)/((1-防御デバフ)*(敵レベル+100)+(自分のキャラクタレベル+100))=防御力

例)自分と相手が両方とも90レベルだった場合、
(90+100)/(1*(90+100)+90+100) = 0.5  →ダメージは0.5倍で計算

今回の場合、
ディルック(レベル90)がユムカ竜(レベル88)へ攻撃した場合、
(90+100)/(1*(88+100)+90+100)=0.5026 →ダメージは0.526倍で計算

上記からさらに、レザーの防御力ダウン15%後に攻撃した場合、
(90+100)/((1-0.15)*(88+100)+90+100)=0.543 →ダメージは0.543倍

(元のディルックのダメージ)7293*(0.543/0.5026)=7881.43
なので、防御力ダウン後のダメージと一致。


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