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見ず言わず聞かず

夢が手の届くところにあったから
何もかも捨てることができる
そう思ってたあの頃
なのに命も捨てられないままに

震えながら毛布に包まり
瞼を閉じても右へ左へ
走り回る光たち
どれを追いかけるか悩みながら朝を待った

何を見て、
何を伝えて
いったい何を聞いただろう?


僕の中に映し出した誰かに
囁くように尋ねるんだ

忘れるにはどうしたらいいと


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