【プロ野球】2024年で活躍を期待したい10人の選手
はじめに
こんにちは。筆者のLAYLAです。
筆者はプロ野球の試合観戦が趣味で、2016年頃から横浜DeNAベイスターズの試合をよく観ております。今は横浜スタジアムから近いとは言えない場所に住んでいますが、年に何度か横浜スタジアムに足を運んでおります。
本記事では、タイトルにもあるように「2024年のプロ野球において、活躍を期待したい10人の選手」を、ランキング形式で紹介したいと思います。
大前提ですが、筆者は97%横浜DeNAベイスターズのファンであり、2%中日ドラゴンズのファンであり、1%その他球団のファンです。
そのため、本記事には大きな偏見・贔屓があります。「筆者目線での活躍を期待したい選手」ですので、横浜DeNAベイスターズと中日ドラゴンズの選手が大きなウエイトを占めます。
それでも大丈夫な方のみ、見て頂けますと幸いです。
あくまで個人的な感想となりますので「こういう感想を持ってる人、考え方をしている人もいるんだ」くらいに思ってくれれば幸いです。どうぞ宜しくお願い致します。
10位:阪神タイガース 門別啓人
阪神タイガースにおいて「今年出てくるのでは」と思っている投手です。
2022年に阪神タイガースからドラフト2位指名を受けてプロ入り。高校生ナンバーワン左腕の呼び声は伊達じゃなく、2023年7月にはフレッシュオールスターでは先発を担い、2023年9月には高卒1年目で一軍デビューを飾りました。
特筆すべきはストレートの質の良さです。最速151km/hのストレートを、コントロール良く投げます。
オープン戦でもここまで7回を投げて防御率2.25。阪神タイガースの先発ローテ争いは過酷ですが、どうか勝ち取ってポジションを築いて欲しいと思います。
9位:中日ドラゴンズ 田中幹也
昨年、惜しくも開幕前に怪我をしてしまい1年間出場する機会が無かった選手です。
2023年3月に行われた中日ドラゴンズと侍ジャパンの壮行試合で、一際輝きを放っていた選手でした。走攻守で活躍し、後に世界一となるチームを見事に打ち破りました。
その身体能力も素晴らしいのですが「隙を突いたプレーができるところ」を筆者はとても評価しています。バッテリー間のちょっとしたミスを見逃さずに果敢に盗塁するシーンや、敷かれたシフトの逆を破ってヒットにするシーンをアマチュア時代から何度か見ており、判断力と実行力に非常に優れている印象を受けました。
中日ドラゴンズは、ここ数年の課題として二遊間でレギュラーを固定できていません。そのため、チャンスと思って彼には頑張って欲しいと思います。
8位:横浜DeNAベイスターズ 中川颯
絶滅危惧種であるアンダースロー投手。2023年はファームで好成績を残すも、オリックスの投手層の厚さが壁となり戦力外通告を受けてしまった投手です。
筆者は、彼が横浜DeNAベイスターズに来てから失点している姿を見たことがありません。
ここまでオープン戦でも8回を投げ防御率0.00。奪三振率は低いものの、26人の打者に対峙して打たれたヒットは僅か4本です。
彼の長所は非常に良いコントロールであり、現在の与四死球は0です。
ストレートが上方向に変化する「変化球」であり、他の球種もツーシーム、カーブ、スライダーと持っていて、打たせて取る投球が出来ています。
ここまで素晴らしい結果を残しているため、順調に行けば開幕ローテーションに入ると思われます。
怪我をしないことに気を付けて、2024年は頑張って欲しいです。
7位:東北楽天ゴールデンイーグルス 清宮虎多朗
本記事では、唯一の育成選手です。
スポナビの記録上は最速158km/hとなっておりますが、清宮投手曰く最速は161km/hとのこと。2月の阪神タイガースとの練習試合でも登板し、ストレートの「最遅」が152km/h。最速は159km/hを投げ、圧巻の投球を見せました。
彼の長所は190cmの長身から放たれる角度のついた155km/hを超える速球です。オープン戦ここまでで奪三振率は9.00となっており、これは火消しなどにも使えそうというところで非常に優秀です。
2023年はファームでセーブ王を獲得。支配下登録も近いものと思われます。楽天は今年、クローザーを則本投手にする方針なのでもし一軍での出番があるのであれば7回や8回の中継ぎなどを任されるかもしれません。
6位:阪神タイガース 岡留英貴
2022年、2023年とファームで防御率1点台を記録し、満を持して昨年一軍デビューを果たした中継ぎ投手です。出番は少ないながらもプロ初勝利をマークしました。
彼の長所は、変化球の精度が良いところです。
左打者にはシンカーを、右打者にはスライダーといった逃げていく変化球を操り、三振を量産します。
ストレートも最速155km/h投げるようですが、筆者が確認した限りでは大体140~150km/hあたりでまとまっていました。
岡田監督が大絶賛しており、彼を2月のキャンプMVPに選びました。また、「(岡留を)使わんかったら、怒られるよ俺」とも言っており、今シーズンは開幕から一軍で抜擢されるものと思われます。
オープン戦では先発で使われましたが、シーズンは先発で使われるのか、中継ぎで使われるのかは不明です。
しかしどちらにしろ順調に行けば彼も今年一軍で出てくるだろうと思います。
5位:横浜DeNAベイスターズ 石上泰輝
今年1年目の大卒内野手です。ポジションは二三遊を守ります。
ちょっと打ちすぎです。ここまでオープン戦の成績は打率.450、1本、2盗塁、出塁率.500、OPS 1.200となっており、あくまでオープン戦ではあるのですが最近は横浜DeNAベイスターズで4番を打っています。
筆者は彼のことを「守備職人タイプかな?」と思っていましたが、京セラドームで平野佳寿投手からホームランを放ったあたりから認識を変えました。現時点では、足の速い牧秀悟です。
現時点で長所が多すぎて、何を取り上げて書けば良いのか分かりません。
思ったよりも長打が多く、思ったよりも足が速く、思ったよりもどこでも守れる、思ったよりも四球を選べる、そんな選手です。
開幕一軍は確実だと思われます。
彼が開幕でショートを守っている姿を期待したいです。本当に、怪我のないように頑張って欲しいです。
4位:横浜DeNAベイスターズ 松尾汐恩
今年で高卒2年目の捕手です。ファームでは昨年ルーキーながら7本塁打を放ち、日刊スポーツ選定の努力賞、ベースボール・マガジン社選定のビッグホープ賞なども受賞していました。
2024年のオープン戦の横浜DeNAベイスターズ初本塁打は、彼が打ちました。打撃に関しては既に一軍でも通用する可能性があり、どんどん一軍起用をして欲しいなと思います。
横浜DeNAベイスターズは昨年、一軍の捕手を山本祐大捕手、伊藤光捕手、戸柱恭孝捕手の3人でローテしていましたが、今年は松尾捕手がここに割って入ってくることを期待しています。
3位:中日ドラゴンズ 根尾昂
投手転向をして今年で3年目になる選手です。投手転向をする前は遊撃手、もしくは外野手として起用されていました。
昨年は一軍に昇格するのが9月ということもあって、試合出場は2試合に留まりました。しかし今年は開幕から稼働できるものと思われます。
筆者が根尾昂投手の活躍を期待している理由はたった1つであり、それはワクワクするからです。
今まで野手として頑張っていた選手が、いつの間にか本格派の投手になっていました。それでいて、打席では野手顔負けのスイングをします。
こんなの、面白すぎます。
以前、北海道日本ハムファイターズの新庄監督は「プロ野球の存在意義は、単調な生活を少しだけ豊かにすること」であるということを発信していました。
根尾投手が珍しいことに挑戦して頑張っている姿を見ていると、筆者はワクワクします。
これこそ新庄監督が言っていた「単調な生活を少しだけ豊かにすること」であると思います。
2024年は、根尾投手を一軍でたくさん見て、ワクワクしたいなと思います。
そんな根尾投手の活躍を期待しましょう。
2位:中日ドラゴンズ 梅津晃大
梅津投手は本記事で紹介した投手の中で、今年1番勝つ投手だと筆者は思っています。
2020年8月2日に「魂の10回無失点投球」をした影響からか肘を怪我してしまい、結果的にTJ手術を受けることになってしまった投手です。
昨年復帰したものの、出場は3試合に留まってしまいました。
今年のキャンプの映像を見ましたが、投球スタイルや身体がまるで大谷翔平投手のような感じになってました。大谷翔平投手が中日ドラゴンズとユニフォームの似ているドジャースに移籍したこともあり、後ろ姿を見てもまるで区別できません。
その投球ですが、スライダーがピンポン球のような感じに曲がっておりました。ストレートの球速も155km/hを超えています。
身体は相当ウエイトトレーニングを頑張ったのかもしれません。一回り大きくなったなあといった印象でした。
上記からスペックが物凄いことになっており、適切な援護があれば2桁勝利すると筆者は予想しています。
梅津投手もそうですが、中日ドラゴンズの野手陣の皆様も、どうか頑張って欲しいと思います。
1位:横浜DeNAベイスターズ 度会隆輝
度会選手は筆者が2024年で最も活躍を期待している選手です。
彼はルーキーですが、今年ここまででやってる事が1番ヤバいです。
おかしい話なのですが、ルーキーなのに横浜DeNAベイスターズを牽引しています。
オープン戦ここまでで打率.429、出塁率.500、OPS .976といった圧巻の成績を残しながら、ベンチでは誰よりも大きい声出しをしてチームを鼓舞しています。
完全にチームに溶け込んでおり、もうずっと前から主力だったような雰囲気すらあります。
かといってただ明るいだけの存在ではありません。
3月3日のオリックス戦では相手の投手に頭部付近に3球も投げられ、体勢を崩されてしまいました。
その時、危険球を投げてきた相手の投手を毅然として睨み返す、といった度胸も兼ね備えています。
間違いなく、只者ではありません。
打撃面で言えば、とても選球眼が良いなと思いました。
ボール球は基本的に振りません。
それでいて追い込まれたら対応を変えてきます。足をあまり上げないようにすることで早く対応できるようにし、ファウルで粘ります。
相手投手が痺れを切らして甘い球を投げてきたところを引っ張り、出塁します。外角の場合はどちらかというと流し打ちにしている傾向があります。
キャラクターも良い。技術も良い。
期待するなという方が無理です。
また、個人的にアマチュア時代から度会選手を応援していたのもあり、他の選手より人一倍思い入れがあります。
怪我だけには本当に気を付けて、開幕を迎えて欲しいと思います。
順調に行けば間違いなく開幕スタメンに入ってくるでしょう。
さいごに
いかがでしたでしょうか。
今回は「2024年のプロ野球において、活躍を期待したい10人の選手」を紹介しました。
本記事で紹介した選手が、1人でも多く活躍して欲しいと願っています。
怪我だけには本当に気を付けて、開幕を迎えてくれると嬉しいです。
ここまで読んで頂き、ありがとうございました!