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秋田転勤になりました

こんにちは。ラクロス監督の陽一です。

◎テーマ

『オンラインだけでは難しい』

◉会社からの辞令

今回は特に役に立つ情報をお伝えするわけでもなく、近況報告がメインです。

結論から言うと、3月に秋田転勤の辞令が出てしまいました。。

というわけで、岩手大のHCは休業。。(更新はしていたのでコーチ登録はされています)
秋田の大学にはどこにもラクロス部がないので、これからどんな活動をしようかと考えているところです。

せっかく本まで出して「これからの岩手大を見とけよ」と宣戦布告した矢先にまさか岩手県からぶっ飛ばされるとは…

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(高評価の数々ありがとうございます!!)


◉オンライン指導

岩手から離れることになってしまったので、今後の僕の指導はオンラインベースになってしまいます。
ただ、オンラインの指導というのはなかなか厄介です。

現在、僕は愛媛大学にオンラインコーチとして関わらせてもらっていますが、
(ちなみに、オンライン指導は「練習動画のチェックとフィードバック」をしています)
やりながら感じているのは、
「何を伝えたらいいのかわからない」
ということです。

というのも、練習動画を見れば何がダメで、こうしたらいいのになぁというのはわかることにはわかるんです。そしてそれは無限に出てきてしまうんです。
でも、これらすべてを伝えるわけにはいきません。
あれもこれも、とたくさん指摘すればするほど伝わらなくなるからです。
だから僕としては伝えるのは1つか2つに絞りたい。

すると、
「じゃあ、何に絞ればいいんだ?」
というのが今度は問題になってくるわけです。

◉伝えることを絞らせてくれ

ちょっとエラソーで嫌な感じがしますが、学生の皆さんにお伝えしたいのは、
指導者をつけるのであれば、
「どういうラクロスを目指しているのか?」
を明確にしてほしいということです。

これが僕が口すっぱく言っている「ラクロススタイル」です。

これが明確になってないと指導者は困るんです。
そして、指導者だけでなく学生たちも困ります。

ちょっとだけ事例を挙げると、
以前チームコンサルさせていただいたチームで
「コーチが複数いるがそれぞれで意見が違う」
「私たちの考えとコーチの考えが全く合わない」
という相談がありました。

これの解決策は「ラクロススタイルを明確にする」以外にありません。

結局、これがないからみんな意見がバラバラになるんです。

「こういうラクロスをする!したい!」
とはっきりしたものがあれば、そのために何が必要かを指導者は考えられます。複数の指導者がいても問題ありません。よほどのことがない限りそのラクロススタイルに合った提案やアドバイスをしてくれるでしょう。
逆にこれがないと指導者は「自分が教えたいこと、得意なこと」を中心に教えてしまいます。
その結果、
「あのコーチはうちのチームには合わない」
といった評価をしてしまうのでWIN-WINになりません。

というわけで、ラクロススタイルを決めさせない指導者も悪いですが、それも決めずに指導者に丸投げするチームも悪いですよ、という事例の紹介でした。

もし同じような悩みを抱えているチーム、または指導者の方がいらっしゃったら、まずは
「ラクロススタイルをはっきり決める」
ことから始めるのがオススメです。

伝えることがお互い絞られて一気にやりやすくなりますよ。

◉オンラインだけでは…

ラクロススタイルを決めることで、指導のしやすさは一気に変わります。
学生も目指す方向性が決まるので取り組みやすくなります。
オンライン指導も同様です。
が、それでもオンラインだけでは厳しいと僕は感じています。

先日、久々に岩大の練習に顔を出しましたが、かなりのユルさを感じました。
やはり外から見てそのユルさや違和感を感じ取れる人がいないと練習がいいものになりません。(本当はスタッフこそそれを感じ取って堂々とチームに伝えていかなきゃいけません)
現場に指導者がいないと一気に弱くなるなと思った出来事でした。

岩手にも愛媛にも時間を作って行くしかないです。

そういえば、僕の知ってる刑事さんで「事件は会議室で起きてるんじゃない、現場で起きてるんだ」と言っていた青島さんという人がいましたが、まさにその通りだなと。

それにしても、これからどうしようかな。。
とにかく色々やってみます。
それではまた!

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