鼻マスク「若林純一議員」の法的措置が可能かどうか検討してみる
花マスクにより発言が許可されなかった大分・臼杵市の若林純一議員が、今後、議会に対して法的措置を検討しているとのことなので、どういった法的措置が可能か検討してみる。
まずは、国家賠償請求訴訟が考えられる。
国家賠償請求訴訟は、公務員による公権力の行使によって生じた損害を国や自治体に対して求めるものです。
この訴訟で若林議員が勝つためには、議会の発言拒否が、故意または過失による違法な公権力行使にあたること、また、これによって若林議員の何らかの権利が侵害されたこと、を主張立証しなければならない。
しかし、この発言拒否については、議会のルールにのっとって行われたものであるため、違法性の証明が困難である。
次に、行政事件訴訟法に基づく差止訴訟を提起することが考えられる。
これは、議会などの行政庁が一定の処分をすべきでないにもかかわらず、これをしようとしている場合に、事前に差し止めるための訴訟。
この訴訟は、議会の処分によって、重大な損害を生ずるおそれがある場合に限り提起することができる。
ただし、この訴訟で勝つためには、議会の処分が裁量権の範囲を逸脱していること、または、裁量権の濫用であることが認められなければならない。
裁判所が判ワクチン派でもないかぎり、今回の議会の判断について、裁量権の濫用や逸脱があったとは認められないでしょう。
書いていてアホらしくなったので、続きはまた気がむいたときに。
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