労働衛生コンサルタント試験・筆記試験(労働衛生関係法令)-初期研修医の1発合格勉強法-
第1 はじめに
このnoteは、労働衛生コンサルタント試験のうち筆記試験(労働衛生関係法令)の勉強方法を記したものです。
私は、初期研修医のときに産業医の資格を取得しようと考えましたが、コロナ禍の影響もあってか50単位の研修を受講して産業医の資格を取得することはかなり難しい状況でした。産業医について調べていくうちに、労働衛生コンサルタント(試験区分:保健衛生)の資格を取得すれば、理論上は産業医となれることを知り、まず労働衛生コンサルタント試験を受験することにしました。
その結果、初期研修医のうちに、幸いにも1回で労働衛生コンサルタント試験に最終合格を果たすことができました。
ネット上では、労働衛生コンサルタント試験は、5年間の産業医経験がないと合格が難しい、最低でもペーパー産業医でないと難しいといった意見が主流でした。また、ネット上に口述試験の記事等は多くありましたが、筆記試験についての記事はかなり少ない状況でした。
そういった不安が多い中で自分自身勉強をしてまいりました。
自分のように、産業医でない初期研修医であっても労働衛生コンサルタント試験に合格を果たすことができるという事実をお伝えすることで、現在受験を考えている皆様の一助になればと思い、記事を書かせていただきました。
以下は、本記事の目次です。
第1 はじめに
第2 具体的な勉強方法等
1. 注意点
2. 労働試験コンサルタント試験の概要
3. 受験から合格までの大まかなスケジュール
4. 一日あたりの勉強時間
5. 実際に使用した書籍、サイト等
6. 勉強方法
(1) 意識すべき点
(2) 6~7月頃の勉強
(3) 8~9月頃の勉強
(4) 9~10月頃の勉強
7. 口述試験について
(1) 大まかな勉強方法
(2) 実際に聞かれた内容(記憶しているもの)
(3) 口述試験の感想
(4) 口述試験受験準備講習会受講の要否
(5) 口述試験の書籍等に対して1点だけ異論(受験動機の回答について)
8. 受験全体を通じてかかったおおよその費用
第3 あとがき
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