クズDV夫との離婚話⑬
なぜか「日本人女性」と限定された
住み込みの家政婦の仕事。
採用されてすぐ理由は分かったんですけどね。
まさかの外国人宅ー!!
奥様は日本人だったんだけど、帰国子女。
日本語より英語のほうが堪能です。
そしてもちろん、おうちで使われる公用語は英語。
で、なぜ日本人が良かったかというと
「日本に住んでいるのに子供たちが英語しか話せないのは困る」
からだそう。
まぁ、私も一応イギリス留学経験もあるし
英語は聞き取れるし、しゃべれなくはないし。
いざとなればGoogle翻訳使いますか!
という意気込みで家政婦を始めました。
だがさ。
さすが、英語圏。
お宅はすっごくインターナショナル。
調味料のラベルに書いている文字…
全く読めません。
※英語じゃない
英語圏の方やなかったんかーい!
と思って聞いてみたら、まさかのペルシャ語。
え、ペルシャ???
読めるわきゃないです。
コナン君のようになめて推理するしかなかったのです。
で、冷蔵庫の中の食材を見たら
これまたわかんないものばかり(;'∀')
ペルシャ料理?の材料はいろいろとそろっているようだけど
奥様から求められたのは「和食」
しかも、ナチュラルフードオンリーで作れ、とのこと。
つまり、加工食品、化学調味料など一切使用不可。
宗教上の理由で豚肉もNG。
ついでに言うと、電子レンジは「電磁波が体に悪影響だから」ということで
この家にはありませんでした。
わーお。
家政婦なめてたー!!!
いや、家政婦というよりも
それ以前の問題なんだけども。
料理はままならないが、せめて掃除と洗濯くらいは…
え、掃除機ないの?
※ほうきとちりとり
え、乾燥機使っちゃダメなの?
しかも外干しできないの?
ハンガーもないの???
ほうきとちりとりで昔ながらの掃除を行い、
洗濯物はいすやテーブルに干すしかなく
そのうえ、料理もままならない。。。
2日目にして家政婦の仕事無理だわと思い、
その夜、奥様から解雇を言い渡されましたwww
ただ、こちらの事情はくみ取っていただけて、
次の家が見つかるまでは
別の家政婦さんと一緒にお仕事をするって条件で。
3日目には新しい日本人の家政婦さんが来たんですが
なんと、プロの家政婦でさえも
「ここでの仕事無理です」
と1週間で辞めちゃうレベル。。。
さぁ、私も次の家を見つけないとです。