いよいよ始まる学年末〜肩を張らずにフランス184
3ヶ月続くのだが…
春を待たずに試験の期間が始まる。そのまま夏まで続く。長い学年末が始まる。
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時間は相対的なもの。アインシュタインに聞かなくても感覚としては誰でもわかっている。
歳をとるにつれ1年1年をどんどん短く感じる。
子供の頃の1年は大人の何倍にも感じられているらしい。見るもの聞くもの全部新しいと何もかもがイベントとなるのか、新しく経験することが多過ぎて時間が長く感じられるとどこかで聞いた気がする。
それなら、同じ長さの時間なんだから、色々やることさえあれば子供みたいに長く感じるんじゃないか?
うーむ、なかなか難しい。歳をとった分、何をやっても「前にやった」ことの方が多い。新鮮味がない。イベントとして感じられない。
それにこの歳で新しいことに乗り出すのはなかなか億劫だしちゃんと出来るのかもわからない。子供なら失敗してもいくらでもやり直す機会がある。「また後で」と言える。
いっそのこと頭の中をまっさらにして子供になれればいいのかもしれないが、そうなると体だけが古い。まあ出来もしない事をグダグダ考えても意味がないか。
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これから「イベント」的には盛り沢山な季節になる。試験だけでも1ダースほどある。
これだけたくさんあったら時間が長く感じるはず。
それはそう。
やっている最中はとんでもなく長く感じる。早く終われとしょっちゅう思っている。1つが終わるとまた1つ。カレンダーにバッテンを入れていく。長い…
とてつもなく長く感じるこの期間だが、3ヶ月経って終わって振り返ると「あっそんなもんだったか?」くらいなもので、特に印象に残ることもない。あれだけ早く終われと思っていたにも関わらずだ。
こんな調子で1年1年が終わっていく。もう10何年もこんな調子で時間が過ぎていく。
十年一括り。
時間の経つのが早い。
前を見ると長く見える時間も、振り返るとたいして長く感じない。
とりあえず今は目の前の3ヶ月を乗り切ることだな。
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