忌引き休暇〜肩を張らずにフランス194
周囲で聞いたことがなかった(だけかもしれない)ので、全く考えたことがなかった。
当然「忌引き休暇」 « Congé pour le décès d'un membre de la famille »
はあるわけで、フランスでは親族に関して一般に3日しか取れないようだ。
« 3 jours ou durée plus élevée si elle est prévue par convention collective
ou accord collectif d'entreprise »
はっきりしない表現だが、少なくとも3日は有給で取れると言うことらしい。
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実は数時間前に義母が亡くなった。モルヒネと精神安定剤とで半ば人工的に眠らされている状態だった。苦しまずに亡くなられたことを祈るしかない。
日が変わり、葬儀屋に連絡を取ることになる。
先日もお話ししたように、こんな大都市でも焼場は一つしかないので1週間は待たされるらしい。忌引き休暇を申請するにしても日が決まらないとどうしようもない。
特別行く必要もないが、行くとその3日間は堂々と有給となる。
明るいニュースもなく、気分が滅入り、仕事がつまらなく感じている今、義母の葬儀のために休みを取ることは、自分勝手だが精神回復の助けになるかもしれない。亡くなった義母には申し訳ないけれども…