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SOPHIAと私

鉄は熱いうちに打てということで、noteを書き始めるきっかけの一つである、あるバンドの再始動ライブの話を書いておこうと思います。

 このnoteを読んでくださっている方の中に、SOPHIAというバンドをご存じの方はどれくらいいらっしゃるのでしょうか。
平成初期生まれアラサーの私の周りの人々は、ほぼ知らんなぁという人ばかりで、進学等で環境が変わっても「私(僕)も好きやねん!」という人には残念ながら出会えたことはありません。
そんな今までだったので、もう今は好きな音楽の話になってもSOPHIAのことは言いません。
 興味ない人に説明する気力がないのと、私のSOPHIAに対する思いを、大してSOPHIAに興味ない人に伝わるわけないし
伝わらなかったことに勝手にがっかりしたくないからです。

 今日はそんな私とSOPHIAとのお話です。愛ゆえファンの方がいらっしゃったら、イラっと来る表現があるかもしれまんが、全て愛ゆえであり、なんやかんやで好きという気持ちが大前提にあることをご理解くださいませ。

 私がSOPHIAを知ったのは、「理由なきNew Days」をリリースしMステに出ていた松岡さんを見たときに完全に恋に落ちたことからです。
なので、完全に松岡さんの顔ファンからスタートしました。
とにかくもうあのお顔が素敵でタイプで寝ても覚めても松岡さんのことしか考えられないくらい好きで、小6の卒業文集にもお名前が登場したほどに全力でほれ込んでいました。
それから、このイケメンはSOPHIAというバンドをしていて歌を歌っていて、なんやらその歌というか曲も好きな感じやん!と徐々に知識を広げていきSOPHIAの楽曲も聞くようになっていきました。
人生で生まれて初めてファンクラブに入り、会報が届くたびワクワクしながら読み、ファンサイトを巡りながらTVやラジオの活動状況を知り、見れたり見れなかったり、聞けたり聞けなかったりしながらいつかライブに行ける日を心待ちにしていました。
 そして中2の時、初めてのライブSOSツアーに参加しました。もう大分記憶も薄れてきましたが、当時は聞いたことなかったeyeをやったこと、Place~にいたく感動したこと、絶対に松岡さんと目が合ったこと(私のこと見てうなずいてたもん!)等は今も覚えています。
ライブの感想は「ほんまに存在してるんや!」

 そこから田舎の中学生、高校生となり、お小遣いの範囲で少しずつ関西であるライブに参加し、グッズを買い、CDを買いと模範的な学生ファンとして、まさに共に人生を歩んできたと思います。
成長していくにつれ、歌詞の意味に共感したり、深く考えることも増え、どんどん好きになり、音楽を聴いて涙が出ることがあることも知りました。
メンバーの発する言葉に救われたり、このライブのこの演出が好きだ、とかもうとにかくSOPHIAから出るもの全てが好き!という陶酔期を迎え、SOPHIA以外の音楽?聞きませんし、興味ありませんよ?状態でした。
ファンにはお馴染みの、ライブでの松岡さんのロングロングMC(ありがたいお話ともいう)も陶酔して聞き入っていました。

ライブに行った後は、いつも「ありがとう」という気持ちが心いっぱいに広がって、本当に大切な時間でした。
さすがに遠くて行けなかった獅子に翼ⅢだったかのWOWOWの放送分をファンサイトのお姉さんが、見ず知らずに私にダビングして送ってくれたのも懐かしい思い出です。
今思い返しても優しすぎる。そのDVDは今でも大切に残しています。

 そんな私も高3~大学生にかけて、ロキノン系バンドに興味をもったことをきっかに、芋づる式に色んなバンドを聞くようになり、その頃SOPHIAの出す曲も何だか自分に響かなくなってきたように感じていたことも相まって、さーーーっと熱が冷めていったことを覚えています。
アルバムのクオリティは明らかに下がっていたように感じていました。
音楽のクオリティというか、SOPHIAとして楽曲を出すことに対するメンバーの熱意が低かったのかな。それと比例して私の心も冷めていってた。
この時期に、ほぼ初めてSOPHIA以外の色々音楽を聴きまくりましたが、新たに心の支えとなるような音楽にも出会えました。それもまた今の私を作ってくれたように思うので、この話もまたいつか書きたい。
さすがに、昔のように陶酔することはありませんでしたが‥‥。
なんというか、私の心のSOPHIAのポジションに入ることは、これから先もきっとない、ということは感じていました。
SOPHIAとは別の引き出しが増えたって感じでしょうか。

 そんなこんなで、あんなに夢中だったSOPHIAのことを考えることも、曲を聴くことも、情報を探ることもほぼなくなり、大好きなメンバーの都の病気が発覚した時も、「あ、そうなんだ‥大丈夫かな」くらいの芸能ニュースを流し読みしているような感覚でした。(しかも当時は都ファンだったのに)
今になって思うと、私も若かったし、都くらいの年齢の人が病気で死ぬなんてことありえないと思ってたし、絶対治るって疑いなく思えてたからこそ、こんな感覚だったのかなと思います。
ちなみに都の療養前の最後のツアーにはいきましたが、ファンクラブで取ったのに3階席の後ろから3列目くらいだったことは今も根に持っています。
この時は、まだ暖かい空気があるライブだったな。。。涙涙だったのも何となく覚えています。

 その後、都も無事寛解し、SOPHIAもフルメンバーで再始動となって少し経ってから、SOPHIA無期限活動休止の発表。
ちなみに、バイト先のバックヤードでクローズ作業が終わりスマホを開いたタイミングで知ったような気がします。
休止前最後のライブは、日本武道館!チケットはツイッターを通してゲットし、生まれて初めての武道館でした。
 ライブの感想は、大好きな曲をやっているのに、なんか心に響ききらないというか、松岡さんと他のメンバーに何か温度差があるというか‥‥。
まぁ、そんなにハッピーなシチュエーションでのライブでは無かったし、しょうがなかったのかもしれません。
最後の曲もソロ曲だったしね…そういうとこやで、なーんて思ったりしてました。

ライブ後、松岡さんの謎のソロ写真集を買いに梅田ロフトに行って、生まれて初めて松岡さんと握手した!
近くで見るとちゃんと老けてた!笑
握手した短い時間で、多分この前ライブ行きました。再始動待ってます的なこと言って、なんか微妙な笑顔で返された記憶が・・・。
ありがとうな~って言ってくれたような記憶もあったりなかったり。

ライブが終わっての感想は、楽観的に「なんやかんやで来年とかには復活すんのちゃう?」
 ですが、そこから何の音沙汰もなく、どう見ても事実上解散やん、という状況の中、既にSOPHIA中心の生活ではなかったこともあり、たまーにSOPHIAのことを思い出したり、曲を聴いたりしながら過ごすうちに、あれから9年が経ちました。

そして2022年初めごろから、某掲示板で再始動の噂が飛び交い
3月に再始動が発表されて、そして今。
去年の今頃は、またSOPHIAのライブに行くなんて夢にも思ってなかったな・・・。


長!ここまでの思い出語り長!!!!
3000字超えてますやん!
誰が興味あんねん状態ですが、初めて自分のSOPHIAとの思い出を振り返ってみて、胸が熱くなったな‥‥。
永久保存版ということで、これは自分の思い出として、これはこれでいいかな。
全体を通して見ると薄ーいファンだったかもしれませんが、多感な10代の時期は本当にSOPHIAの曲と共に生きてた。
SOPHIAが1番じゃなくなってからも、歌詞にあったような景色や空気を感じるとその歌詞を思い出していた。
人生のこの場面って、まさにこの曲やん!となったことも多々。

さぁやっと復活まで記憶をたどりましたが、さすがに長すぎるので次回に。
ここまで読んでくださったあなたにThank youです。
(もちろん曲とかけてます)
私の思い出の昇華まで、もうちょっとお付き合いください。


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