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8月12日麻酔科受診と造形剤CT検査

 8月14日に超音波内視鏡検査を受けるため、朝9時から麻酔科を受診。
普通の内視鏡検査の場合でも、基本全身麻酔になる。
 今回は男性の麻酔科の先生だった。
 アレルギーの確認、身長・体重など毎回同じ質問。
 でも今回は結構世間話多めだった。とてもフレンドリーな先生でカナダ出身だそう。カナダに帰郷してたけど飯がまずくて早くフランスに帰りたかったと。そんな話をされていた。
 
 午後からは造形剤CT検査。
 造形剤CT検査とは? 
 またChatGPTに訊いてみた。

食道がんの造影剤CT検査は、コンピュータ断層撮影(CT:Computed Tomography)を用いて、食道および周囲の組織を詳細に観察するための検査です。造影剤を使用することで、より鮮明な画像が得られ、がんの評価やステージング(病期分類)に非常に役立ちます。

1. 造影剤CT検査の目的

食道がんの診断および治療計画の策定において、造影剤CT検査の目的は以下の通りです:
腫瘍の位置と大きさの評価: 食道内にある腫瘍の正確な位置、大きさ、形状を把握することができます。
浸潤の評価: がんが食道壁を超えて周囲の臓器(例えば、気管、肺、大動脈など)に浸潤しているかどうかを確認します。
リンパ節転移の検出: 造影剤を使用することで、食道周囲のリンパ節が腫れているか、がん細胞が転移しているかを判断しやすくなります。
遠隔転移の検出: がんが他の臓器(例えば肝臓、肺、骨など)に転移しているかどうかも確認できます。


2. 造影剤CT検査の方法
食道がんの造影剤CT検査は以下の手順で行われます。

前準備:
検査前には、絶食が求められることがあります。これは、造影剤の副作用を最小限にするためや、胃の内容物が画像に影響を与えないようにするためです。
造影剤にアレルギーがある場合は、医師に事前に報告する必要があります。
造影剤の投与:
検査では、ヨード造影剤という薬剤を静脈に注射します。造影剤は血管を通じて体内に広がり、血流の多い臓器や腫瘍がはっきりと映し出されるようになります。
CTスキャン:
造影剤が注入された後、患者はCTスキャナーのテーブルに横たわり、機械が回転しながら体の断面を撮影します。
撮影中は、息を止めるよう指示されることがあります。これは、呼吸による体の動きを最小限に抑え、鮮明な画像を得るためです。


3. 造影剤CT検査の利点

高精度な画像: 造影剤を使用することで、血流のある組織や腫瘍が強調され、非常に鮮明で詳細な画像が得られます。
迅速な検査: CT検査は比較的短時間で終了し、検査結果も速やかに得られるため、診断や治療方針の決定を迅速に行うことができます。
ステージングの精度向上: 食道がんの進行度や転移の有無を正確に評価するために不可欠です。


4. 造影剤CT検査のリスクと注意点

造影剤の副作用: 一部の患者には造影剤に対するアレルギー反応(発疹、かゆみ、息切れなど)が現れることがあります。まれに、重篤なアナフィラキシー反応を引き起こすこともあります。
腎機能への影響: 造影剤は腎臓で排泄されるため、腎機能が低下している患者にとっては負担となる可能性があります。事前に血液検査で腎機能をチェックすることがあります。
放射線被曝: CT検査ではX線を使用するため、少量の放射線被曝があります。しかし、医療上の利点がそのリスクを上回る場合がほとんどです。


5. 検査後のケア検査後は通常通りの生活が可能ですが、造影剤を速やかに体外へ排出するために、水分を多く摂取することが推奨されます。
特に副作用が見られた場合は、医師に相談してください。


食道がんの造影剤CT検査は、がんの診断とステージングにおいて非常に重要な役割を果たします。この検査によって得られる詳細な情報は、治療計画を立てるための重要なデータとなります。

ChatGPT


 さて、検査に向けて。まず、検査前2時間前までに1.5リットルの水を飲むように指示される。水を飲むのが困難なわたしにはかなりきつかった。
 白湯にすると飲みやすくなるので、レンチンして飲み切る。
 今回も待合室は高齢者ばかり。中には迷い込んで自分がどこに行ったらいいかわからない老人が数名いました。
 数名です。一人だけではありません。
 なかなか、世知辛い世の中です。高齢者で痴呆も進んでいるのかもしれません。付き添ってくれる人もおらずおひとりでした。

 そんなアクシデントを横目で気にしながら待っていると、名前を呼ばれ、検査室へ。
 ここでもファスナーのないシンプルなワンピだったので、下着だけ脱いで機械の寝台に。
 結構若い女性技師でした。
 造形剤投与の点滴を打つのに腕を見た彼女は「どっちも最近使ってるね。どっちがいい?」と。別にどっちでもよかったんだけれど、右のほうが上手な人がやっていてあまり痕が残ってなかったので、右にしてもらった。

 検査は10分ほどで終了。
 点滴を抜いてもらっている間、どうやって食道がんが見つかったのか訊かれる。
「えっと、内視鏡検査で、生検で癌が見つかったんで」
 頭の中で、なんでそんなこと訊くの? どうやって見つかったかってこれしかないんじゃ?と首をかしげる。
「それまでに症状あったの?」
 あ、そこか。それが聞きたかったのかと、納得。
「食事をすると胸のあたりがつまるような感じで痛みがだんだんひどくなって」
「痛かったの?」
 すごくフレンドリーな技師さんで、痛みがあることに驚かれました。
 いや、まぁそうよね。痛みがあったらきっと末期ってことが多いんでしょうね。
 しかし、わたしの場合、ラッキーなことにここでも問題なしだった。

 なんと不思議なことか、造形剤CT検査の結果、リンパ転移もなし。つまりステージⅠってこと?
 この時は、内視鏡手術をすぐにでもして癌を切除し、癌細胞とお別れできると信じていた。

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