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危ない!!!
そう怒鳴り声をあげるのは私だ。
ハサミを使って道具箱にあるおもちゃ作りの材料である輪ゴムを細かく切り刻むHくん。
授業にも全く参加しようとしない。
「やろうね。」
そう言われてもやらない。
3度注意してもやらない。
そのため、題のように声をあげた。
道具箱も取り上げた。
ハサミもだ。
目的はなんだろうか…?
(注目が大きい。無気力も混在している)
そう俯瞰して彼の行動を観察することもできた。
まだまだ余裕や器量が足りない。
そう思った一日だった。
中休みや昼休みの遊ぶ時は、キラキラと輝く眼差しで私を追いかけてくる。
本当に楽しそうだ。
授業中もそんな眼差しで受けられるようにしていきたい。
願うばかりではいけない。
どう彼を授業の中に引き込むか。
惹きつけるか。
工夫を凝らし、授業を変えていく。