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アクセラレーションプログラム(起業家育成プログラム)『OMA~お前がやらなきゃ誰がやる~ 』に参加した初日の学びと感想


はじめに

ご存知の方も多いと思うが、私は、この夏休みを「人生を変える夏休み」と位置付け様々なことにチャレンジしてきた。
その一環として、以前から親交のあった、スパークル株式会社さんのアクセラレーションプログラム(起業家育成プログラム)『OMA~お前がやらなきゃ誰がやる~ 』に参加した。

基礎講義1:地方発イノベーション:地域が生み出す魅力と可能性

午前中の講義では、地方発イノベーションの可能性について学習した。その講義では主に3つのことを事例とともに学んだ。順に記す。

市場選びの重要性

急成長を遂げるスタートアップには、巨大なマーケットが必要不可欠である。それがバイオ系なのか、GXなのか、宇宙なのか。世界規模のマーケットで、かつそこにお金が大量に流れているマーケット。それが必須条件である。そのマーケットの選択をミスってしまうと、将来伸びなくなってしまう。ただお金が流れているだけでなく、政府のお金が流れているようなマーケットを確実に選んでいくことが大切だと思った。

ズラすことが基本

日本で今バズっているスタートアップ企業は、10年くらい前にアメリカでバズったものが多くあるという事から感じた事である。場所や地域をズラす。時代をズラす。それで成功しているビジネスモデルがたくさんあることを知った。
 ズラすのは単に場所や時代だけではない。技術的なエッセンスを少しだけズラすだけでバズった例もある。それがメルカリだという。日本には元々yahooオークションというプリマサイトがあった。しかし、日本でスマホが急拡大していた2010年代にヤフオクはPC中心の出品だった。そこにスマホでも出品できるという技術的なエッセンスをズラしたのがメルカリだった。
 何かをズラしてビジネスを生み出すという話は、ペライチを作った橋田さんも以前同じようなことを仰っていて大切なことだと改めて感じた。

Moatなんて存在しない

スタートアップが、VC(ベンチャーキャピタル)やその他投資家に投資を受けるときに、よく聞かれることにMoat(モート)というものがあるらしい。Moatとは、城壁という意味で、そのビジネスプランの独自性を示す言葉だという。
 自分たちができている時点で、参入障壁はほぼ無いに近い。Moatは自分自身。自分だから勝てる戦いであると言えるレベルの内容じゃないと投資対象にはならない。将来語れるようなMoatを語れるものにすることが大事だという。Timeeは、作った当初はMoatが無かったが、後々働いた人のレピュテーションが溜まっていく。それがMoatになっていく。その未来を想像してビジネスモデルを作っていくことが大事だという。

基礎講義2: スタートアップとは何か

基礎講義2では、スタートアップとは何かについて学んだ。

スモビジ・ベンチャーとスタートアップの違い


これがスモビジ・ベンチャー企業とスタートアップ企業の違いである。
スタートアップは、短期間の赤字拡大を経て急成長を遂げるが、スモビジ・ベンチャーは長期的に安定成長を目指して会社経営を行なっていくことが大きな違いらしい。赤字が拡大している時期を死の谷と言って、そこが一番しんどいらしい。そこを耐えたら、事業として急成長できるという。スタートアップに必要な三つの要素を次に記す。

1.革新的なイノベーションの実現

スタートアップには革新性が不可欠である。
真新しさや、その技術によって、世界が変わるとみんなを納得させれる革新性。これがスタートアップには求められる。

2.圧倒的な成長力

スタートアップには圧倒的な成長力が求められる。
出資してもらった資金を使って、時間をお金で買い、短期間での急成長を目指す。
スタートアップには、圧倒的スピードで事業を作り、需要を独占する必要がある。

3.短期間でのM&A、IPOを目指す、短期間で結果を出す経営

VCは、上場した際の利益で投資のお金を回収する。そのため、スタートアップは、短期間での成長の後、M&AやIPOができるような経営が求められる。


基礎講義3: ファイナンスって何

基礎講義3では、ファイナンスについて勉強した。上場のメリットデメリットや、共同同創業者がいた場合の持ち株比率の話、創業者株主契約について学習した。
創業者株主契約を結ばない際のリスクを考えたら恐ろしいと思った。複数人での操業の場合は必ずこの契約を結ばないといけないことを知った。
 また、出資してもらうのにも、出資額が大きかれば良いということではなく、フェーズにあった資金調達額が大事だということも学んだ。

基礎講義4: アントレプレナーシップ

基礎講義4では、アントレプレナーシップとは何か、について学んだ。ビル・ゲイツとスティーブ・ジョブズの違いについて学んでいく中で、アントレプレナーシップには、強いこだわりがあることを知った。ビルゲイツは誰でも使えたり、世界中に広めることを意識してソフトウェアのWindowsを作った。反対に、ハイブランドであるappleを作ったスティーブ・ジョブスは、ハードウェアとソフトウェアが一致していることへの美しさを宣伝して広めた。二人の共通点はったくさんあるが、強いこだわりが彼らを推し進めて行ったことは間違いがない。

基礎講義5: チームビルディング

基礎講義5では、チームビルディングについて学んだ。、VCがスタートアップへの投資を決めるときの一番大切にしている要素で、チーム力を上げたところが多かったという。人材こそがスタートアップに実行力に直結する。良いチームとはどんなチームか、その大切な要素がある。①代表が会社の成長に必要な人材の要素を見極められること。 ②適切な見極めの上で、事業推進に必要な役割の人材がいること。
 良いチームであるためには、同属の人をまとめるのではなく、お互いの長所短所を補完でき、同じビジョンに向かって多角的に動ける人材を集めるべきであるということがわかった。共同創業者を見つけるときには、人として信頼できるかの観点が一番大事だと思うった。

今日のまとめ

スパークル株式会社さんのアクセラレーションプログラム(起業家育成プログラム)『OMA~お前がやらなきゃ誰がやる~ 』の初日、たくさんの学びがあった。
スタートアップファウンダーを目指す者として、今自分のできるリサーチを徹底的にやっていきたいと思った。また明日も頑張りたい。

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