声でつく嘘はバレちゃうから気をつけよう!

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こんにちは!ヴィーナスボイスの声・話し方コーチ、乙幡ローラです。

今日は「声でつく嘘はバレちゃうから気をつけよう」というテーマでお話しします。

声や話し方を磨くことで、人間関係やビジネスにおいて選ばれる人になれると私はお伝えしています。でも、ここで多くの人が勘違いしやすいのが、「綺麗な声」や「アナウンサーのような喋り方」を手に入れればいいと思ってしまうことです。

実際、私のもとに相談に来られる方の多くが「自分の声が綺麗じゃない」「滑舌が悪い」と悩んでいます。でも、実はそこが本質ではありません。綺麗な声を無理に作ることにこだわりすぎると、大きな落とし穴にはまることになります。

無理に作った声や話し方はすぐにバレる

例えば、恋愛の場面で「可愛く思われたい」と思って、無理に可愛らしい声を作ると、相手には「演じているな」とバレてしまうことがあります。

また、営業の場面でも「頼りがいのある人に見られたい」と思って、自信たっぷりの声を作ろうとすると、逆に「不自然」と感じられ、信頼を得られないことも。

つまり、どれだけ完璧に声を作ったつもりでも、本当に伝えたい印象とは違うものになってしまう可能性があるのです。

声は作るものではなく、育てるもの

では、どうすればいいのでしょうか?

大切なのは、「素敵な声は作るのではなく、自分の中にあるものを引き出すだけ」という考え方です。

私は「ヴィーナスボイスの作り方」と伝えてきましたが、実はこれは「育て方」と言ったほうがしっくりきます。頑張って作るものではなく、徐々に育てていくもの。それが、あなたらしく自信に満ちたヴィーナスボイスなのです。

自然な声を育てるために

声は、あなたの内面を映し出します。だから、まずは「本当に自分がどうありたいか」を見つめ直すことが大切です。

例えば、「可愛く思われたい」と願うなら、まずは自分の中にある可愛さを育てることが先決。心から「私は可愛い」と思えるようになると、自然に声にもその雰囲気が乗るようになります。

また、「クールな魅力を持ちたい」なら、無理に甘い声を作るのではなく、あなたが持っているクールな雰囲気を声に乗せればいいのです。

人は思っている以上に、声の違和感に敏感です。声で嘘をつこうとしても、ほぼ確実にバレてしまいます。だからこそ、「作る」のではなく、「育てる」ことが大切なのです。

声や話し方を磨くことで得られるもの

では、「ありのままでいい」ということなのか?

実は、そうではありません。

あなたらしさを最大限に伝えるためには、声や話し方を磨くことが必要です。

例えば、声の出し方や滑舌を整えることで、本来のあなたの魅力がより伝わりやすくなります。また、話し方のポイントを押さえれば、あなたの言葉がもっとスムーズに相手に届くようになります。

これは、「無理に作る」のではなく、「本来の魅力を引き出す」ということ。

声や話し方を磨くことで、あなたらしく自信を持ち、人とのコミュニケーションがより楽しく、豊かになるはずです。

むき出しの美しさを大切に

最後に、私が好きな「人の魅力」について。

私は「むき出しの人」が好きです。それは、自然体の人とは少し違い、その人が思っていることや感じていることを、すべて全うして声に出している人のこと。

例えば、松岡修造さんのように情熱をむき出しにしている人も素敵ですし、素直な気持ちがにじみ出ている人も美しいと感じます。

あなたも、本来の自分を隠さずに、声に乗せて伝えてみませんか?

あなたらしい声を育てることで、もっと輝く毎日を手に入れられるはずです。

それでは、今日も素敵な一日をお過ごしください!

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