11/21~27
日曜日
午後までまったく予定のない日再び。ダラダラ家で過ごすとMPが回復していく気がする。
霜降りのラジオで粗品が憂いている給料の配分は、おそらく準備や拘束の少ないYouTubeがテレビの何倍にもなっていることが原因だろう。やるせなくなるのもわかる。(違う事書いている)
乗代雄介『旅する練習』、みどりさんと合流するあたりから一気に読了。
月曜日
1日で気圧が20も落ちる超危険日は、無事に帰宅することさえできれば満点の日なので何も気負う必要は無い。タイムラインにはちらほら明日の文フリ出店告知があって、本当ならアララのモチベーション復活のためにも行きたいのだけど仕方ない。
去年は、流通センターの喫煙所でM-1敗退した真空ジェシカ・川北の「今年はこれでいい」と話すラジ父を聴いた覚えがある。今年もちょうど同じ時期で、準決勝に進出した放送はまだ聞いていない。
どこでその放送を聴いたかを覚えている回がいくつかあって、道に記憶が残っている言説を、だから俺は全面的に肯定する。散歩は楽しい。
火曜日
タイムラインに流れてきた「文フリはTwitterの実写化」になるほどと思う。だとしたら俺はずっと原作を眺めつづける一日だった。会社員になって最も早い5時半起きにビビッて、会社を出たのは21時。
直ぐに代休が取れそうにもないので、一旦気持ちをリセットするため達成感を増幅して消化したくなったからか、加藤純一がポケモンプラチナのバトルタワーで金ネジキをクリアする6時間の動画(1年かけて先週クリアしたことが話題になっていた)をスマホで凝視しながら家路についた。会社で一本缶ビールを空けたおかげで寒さは和らいで、変な食欲や飲酒の欲もない、ただただイベント後の疲労感とやれやれ感が学生時代のバイトを思い出させて気持ちよかった。入り時間と上がり時間を引き算してバイト代を計算する満足感だけがないのだけど。
「漫才論争」面白い
水曜日
電気をつけたまま寝ていく記憶と、目覚ましを止めた感覚を照らし合わせた姿勢から跳ね起きたのが朝9時半、金ネジキの動画が視聴完了された状態のスマホが横に転がっている。最初に遅刻するまで1年半も無事に出社し続けていたのだからと、焦りも特になく、もともとそのつもりだったかのように午前休をボードに書き忘れたとメールした。バンギラスとギャラドスは舞えるだけ舞え!と叫ぶ加藤の達成を落ち着いて見直して、昨日と打って変わって陽が差し込む玄関を出た。
同じ道を何往復もしたせいで太ももを中心に身体的な疲労が溜まっていて、食欲が薄い。日曜日のDay2に向けた調整やすり合わせをしていたらあっという間に外は暗くなって、この案件以外のメールや〆切が零れ落ちないように指差し確認するのにも疲れた頃に会社を出た。
自由と緊張が入り混じった状態。なんにせよ、公私問わず負荷のかかる「本番」が用意されていると、無限に延長戦を強いられるカレンダーを期間の連続と捉えられるので結構好きだ。
Aマッソのヤンタンを聴きながら、池袋のデパ地下でカレーを食べ、カーボーイ、creepyANN(松永体調不良欠席)とつまみながら帰宅。それでもまだ20時半で、買っておいたワンピース100巻を読み、煙草を吸うたびに時間の意義を消費した。
『フェイク広告の巨匠』噂に聞いていた本を山から引き抜いてページを開いて数行、最初の1ページ目を読み終わる頃には投げ出したくなるくらい読む気力が失せた。紙芝居を眺めていくような文章で、逆に自分が好きな文章や文体がなんなのか考えさせられた。
物語、というよりも主人公と友人の関係が加速していくところを作者は書きたいのだろうけど、別に文章じゃなくてもいいように思った。普段読んでいるものとタイプが違うと考えればそれまでなのかもしれないけれど。
それで作者のことを調べると、作者が物語の中に登場する人物と重なる部分がありそうなこと、作者が社長を務める代理店のトップページに表題作のマンガが掲載されていることが分かった。マーケティングなのか一発芸なのか分からないが、ともかく丁寧にカバーをかけ直して棚にしまった。
木曜日
あちこちコサキン、水ダウ尾形の劇ハネ
日曜にむけた準備でバタバタして終わる。昼に食べたうどんすきがうまかった。火曜から体力が戻らず、だれかを誘って飲みに行く気にもなれず帰宅。『お笑い二刀流』で金の国がネタ見せのネタで爆笑をとっていたのが嬉しい。柴田の言う通り、あれは強いネタだ。パスタとピザが自分でも信じられない速度で胃に入って、缶ビール二本ぶら下げて帰宅。
『ホークアイ』2話までまとめて配信開始になってるのは知っているけど、食指が動かずプルタブを引く、カーテンは開け放したままで温度計は21度、少し寒いのは中から温めればいいと胃を膨らませて、結局何もせずにベッドに潜る、22時に寝るなんて。
土曜日
地蔵中毒『立ち漕ぎマリリン・モンロー』がマリリンモンローの原体験になった。「第二話 さようなら、ひざの下に台車溶接おじさん」を夢に見た。賽の河原だけで2時間いけるし、皮脂みょんは本家。
小学校の頃、怖い先輩に呼び止められてソイツのポッケから何が出てくるか緊張しながら待つ瞬間をループしている気持ちになった。出てきたのはデッカいガムだった。
卒業
収録
ひしみょん
オフィス
ひざの下に台車溶接おじさん
文豪
東横
賽の河原
秘密
空港
ナイロン100℃を本多劇場で見る二本立ての日。
ナンセンス的なモノの源流に近いのだろう、客席もかなり年齢層が高い。だけどさっきまで俺は地蔵を見ているのだから、ナンセンスがぬるくだから寒い。プロジェクションマッピングの感じ含めて、小さい箱を卒業してホール公演をしている東京03みたいなことだな、と腑に落ちる。