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Photo by
tomohiroyanagida
「それ」の単位はまだ無い。
満足感は、自分のためのものか。
勝手な思い込みなのかもしれないが、そんなものは個人的な印象や感覚としてだけの存在なんだと思っていた。
だって世の中には、満足感を高めようと呼びかける声に溢れているから。
あたかも「それ」は、あなたの、そして私の気持ちひとつで素敵なものに昇華できるんだという気にさせる。
でも本当は満足感を作り出し、コントロールしている側はしっかりといる。
それも、たくさん。
意識してみる。
そうすれば、次第にコントロールできるのかもしれない。
とりあえず、自分が満足感を得るためのルートはなんとなく想像できる気がする。それが欲なのか、誘惑なのか、癖なのかは分析はできないけども、たった一つのわかりやすい感覚がある。
その感覚は磁石に吸い付く砂鉄のように、なぞれば反応する。
近くに「それ」がありさえすれば、きっと反応している。
あとは自分が、その反応を無視しなければいいだけ。
じゃあ、次はその反応を無視しなくて済むように素直になる練習をするのがよさそうだ。
そのうち、他の人の満足感も分かるようになれたらいいな。
海にあこがれながら、プールに浸れるようになりたい。
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