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狼なりに考えていた

身体を巡る熱が隠れてる

丸くて平らな椅子とテーブル

乗せた手には 
爪があって
ポケットには
ナイフもあって

それなのに誰かが泣いてしまうのは
恥ずかしいことだ

孤独をもて余すのは簡単だから
柵の周りを見回ることにした
許されなくても
嫌われても
駄目だからと
目を背けられても
ルールの外にいるのはいつもの事

見えないくらいに
遠くに
離れて
背けたくなるように
薄汚れて
威圧して
太陽にも嫌われても
あまり楽にはならないけど
まだ良いと思える生き方をしたい

たまに 月に吠える
息継ぎするために


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雨音ムッツ
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