「朝から最悪」って思うことは？

車の中で、コーヒーをこぼした。

昨日の朝。
気まぐれで早めに出て、さらに気まぐれでコンビニによった。
あったかいコーナーコーナーから、缶のキャップ付きタイプのブラックコーヒー。
最近は、なんでも「高く感じるなぁ」と思いながら、他より３０円くらい安いのを選んだ。ほとんどコーヒーは飲まないけど、なぜかこの日はコーヒーの気分がした。
ここからは、簡単なもんです。

車に戻る。
一旦、ドリンクホルダーにコーヒー置く。
時間見る。
いつもより早い、少し読書しよう。
コーヒーのふたをあける。

ストン。

終了である。
暖かい日差しの朝、終了である。

もう、コーヒーは３分の２以上は足元のマットが飲んでいて、わたしのスボンの裾や、袖口も多少のお溢れにありついている。
わたしは、なんのために３０円やそこらの価格を見て選んだのか。
そして、早めに出たから何なのだ。今から着替に、また変えるというのに。早めに出たぶん、早めに帰ってきましたよってか。

これで済めばいいが、そうではない。
車がコーヒーくさい。

喫茶店や海外雑貨店の前では、あんなにいい匂いでなんならオシャレや格好いいとさえ思うのに、いまは「臭」だ。コーヒー臭ですよ。
職場の人に、ガソリンスタンドに無料でマットを水洗いできるマシンがあることを教えてもらって、仕事帰りによってみた。

そして、今日である。
そして、「臭」である。

昨日、マットを洗ったあとに消臭剤もシュッシュしたのに、まだ不快だ。
ブラックコーヒーなのに、なんでチョット甘みのある臭なんだよ、もう。

いってきます……。