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96. 手当てとアロマテラピー
最近、ブログの更新が滞ってますが
12日のAさんのレッスンは
タッチングとボランティア論でした。
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《今こそ見直したい"触れること"の力
手当てとアロマテラピー》
副読本としてレッスンでは
たびたび登場している
AEAJの機関誌ですが
2年前に発行された100号に
とても興味深い記事が掲載されています。
タッチングの歴史は古く、
手当ての治療的な意味を見つけたのは
ギリシャの医師であったヒポクラテスと
言われています。
『手当て』が自然治癒力を高めることを
ヒポクラテスは知っていたのですね。
さて、幼いころは
どこかが痛むと、よく大人が
「痛いの痛いの飛んでいけ〜」と
痛む箇所をさすってくれると
不思議と痛みが和らいだ経験はありませんか?
私は今も膝や小指を
テーブルの角にぶつけた時には
咄嗟にさすりますが
痛みが和らぐ理由の一つとして
皮膚の神経線維(C触覚線維)が
反応するということ。
痛みのゲートコントロール理論とも
言われるこの反応は皮膚を
ゆっくりとさすることで表れます。
そして、これらは内分泌系にも関わっていて
C触覚線維の反応は痛みを抑えるオキシトシンや
脳内麻薬と呼ばれるβ-ドルフィンなどの
ホルモンを分泌させることが
わかっているのです。
ぜひ、お手元にある方は28ページから
読んでみてくださいね^ ^
※こちらの記事は2023年8月16日のものです。