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『海に眠るダイヤモンド』泥の中に生きる僕ら。(第3話の感想)

【前書き】
 前回(第2話)の感想でも書いたけど、朝子ちゃんめっちゃ可愛い!!!!
 俺も朝子ちゃんみたいな子と青春送りたかったぁぁぁぁ!!!!(後、4ヶ月で高校を卒業する高3です)

好きなんだが?(心の声:好きなんだが?)

【本編の感想】
 今回の話の根幹は百人一首66番 「もろともにあはれと思へ山桜花よりほかに知る人もなし」にあると思いました。
 今回はそれを「自分がいる泥の中は周りから見たら青い芝生に見える」かつ「隣の芝生は青く見えるけど、お隣さんにとっては芝生ではなく泥に見える」という形で表してる気がします。

第3話のイメージ図

  僕がそのように感じたのは以下の4つのシーンからです。
 ①百合子が「朝子は食堂の仕事をやるだけでいいから羨ましい(棘)」と言っていたのに対し、朝子が鉄平に「食堂の朝子以外になりたかった」と言っていた。
 ②玲央は、世間一般的に見たら上級的な生活を送っている泉さんの家を「イライラする」、「泥(ドブ)」と評した。
 ③最後の方に鉄平と朝子が光る端島(隣から見る青い芝生)を見るシーン。
 ④賢将と賢将の父、映画監督のくだり。

 僕はこのドラマを見て「あれ、これって身近に起きてることじゃね?」と思いました。
『注意:ここから少し自語りが始まります。飛ばしたい人は飛ばしてください。』
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具体例として、僕の周りには頭が良い友達や親が裕福(多分、国会議員より稼いでる)な友達、家族が芸能人かつイケメンの友達がいて、「人生楽しそうで良いなー。絶対、俺より人に愛されて幸せな人生送るやん」と最初は思っていました。
 でも、一緒に過ごすうちに「みんな何かに悩んで、苦しんで、それを一歩一歩乗り越えようとしているな」と思うようになりました。(マジで尊敬)
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 多分、この文章を読んでいる皆様にも似たような経験があると思います。世界は泥なんです。泥は泥でも泥の中でどう生きるのかが大事なのかなと僕は思いました。

【後書き】
 それはそうとさ、鉄平良い男すぎない? キラキラした瓶を朝子にあげるシーンで感動しちまったよ。人間としてカッコいい。
 あと、「朝子の初恋の人が自分だと気づく鉄平」と「鉄平が気づいたことに気づく朝子」のシーン最高でした。オジさんカプ厨だからニヤニヤしちゃった。
 今回の話もハチャメチャに面白かったです。来週もめっちゃ楽しみ!!

4話の感想

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