【梅村さんに聞いてみたVol.2】コロナによって感じた変化
9月末から隔週でクラウドファンディングについてラフ次元さんにインタビューした内容を連載中。
前回の梅村さんの記事はこちら!
今回は、クラウドファンディングを始めてからの周りの反応や、コロナウイルスをうけて感じた変化について、梅村さんにお伺いした内容をご紹介します!
コロナの影響でお笑いのあり方が変化した中で、ご自身のできることでひたすら活動し続けてきたラフ次元さん。
そんなお2人の活動に周りはどんな反応だったのか。
それをうけて梅村さんはどう感じたのか。
様々な視点からお伺いしているので、是非ともご一読ください!
(※インタビューの実施は9月中旬です。)
周りからの反応
―クラウドファンディングでの活動について、周りはどんな反応でしたか?
梅村さん(以下敬称略):「めっちゃいいやん!」って声ばっかりで、逆に肩透かしをくらったような気持ちでした。
もっと賛否両論あったりするんかなと思ってたので。
否定的な意見にぶつかる覚悟はしてたけど、蓋を開けてみるとそういうのが全然無かった。
ああ、時代に助けられてるんやなと思いました。
何より、ネタ特化型の憧れの先輩ですら応援してくれたのが感動でした。
時代がゴリゴリ蠢いているなあ、と。
―周囲の変化を実感したことは何かありましたか?
梅村:社員さんには「会議とかでラフ次元の名前を出す回数頻度が格段に上がった」っていうのは教えてもらいました。
クラウドファンディングやオンラインサロンに関してはもっと凄い人がいるし、僕なんかまだまだなんですが、そうやって名前を出してもらえるようになったのはめちゃくちゃ嬉しいです。
あとは芸人さんから、「クラウドファンディングとかでこういうことしたいから協力してほしい」って声をかけてもらえることも増えました。
そんなんは僕なんかがって思う反面、めちゃくちゃ嬉しいし、めちゃくちゃ協力したいと思う。
自分達のことだけじゃなくて、色んな人を巻き込んで、色んな人がおもろいやんって思ってくれたら嬉しいなと思ってます。
厳しい状況下での芸人さんの活動
―お客さんからの反応はどんな感じでしたか?
梅村:お客さんはそもそも芸人を応援しようとして下さってるから、厳しい状況のときの方があったかい。
漫才で「どうも~」って出ていっても、「入れる人数が少ない分、めちゃくちゃ笑わせてもらうからね」みたいな感じで、いつもより大げさに笑ってくれる、って言ったらちょっと失礼な言い方かもしれないけど、とにかく優しいんです。
大阪特有の「何かおもろいことやってみてや」「笑かしてくれんのか」みたいなスタンスじゃなくて、あったかい寄席の感じがずっと続く。バトルライブのときでさえ思いました。
だから、こんなこと言うのはあれかもしれないけど、コロナになって悪いことばっかりでもないなっていうのは感じてます。
―きっと芸人さん方のこの状況をなんとかしようっていう姿が伝わってたんですね。
梅村:それはあるかも。芸人はこの状況の中全員何かしらしようとしてたから。
僕みたいに馬鹿みたいに新しいことやって動きまくるっていう変な奴もいれば、愚直にネタを書きまくって無茶苦茶にお客さんの前で仕上げてくる人もいるし、もうただただ趣味とか何かに没頭してぐっと自分の時間を過ごすっていう人もいる。
色んなパターンに分かれるけど、みんな素敵やなって思いますし。
前ロケで、美味しい梨を紹介させてもらったことがあって、その時にあえて水をあげないっていうことを聞いたんです。
厳しい状況下だと、植物が自分でめちゃくちゃいいものを作ろうとするらしくて。
それを聞いたときに、今の状況での芸人と一緒やな、と思いました。
厳しい状況だからこそ、何とか生き残るために皆が皆めちゃくちゃ頑張ってて。
そういう芸人の空気感や環境のおかげで僕も動けたのもあると思います。
次回は
今回は、周囲の反応や変化についてお伺いしました!
来月の梅村さん回は、実際にクラウドファンディングに取り組む際のコツや、やっていく中で気付いたことをお伺いした内容を紹介します!
再来週の空さん回もお楽しみに!