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映画『グランメゾン・パリ』から学んだ一流たちのホスピタリティマインドをママ起業でも活かせること。
年末年始にインフルエンザの息子を看病しながら一挙再放送の「グランメゾン東京」にハマった。その後の物語である映画『グランメゾン・パリ』をみに行った。
「グランメゾン東京」制作から映画を見越して企画されていたのか、トップシェフである主人公に成長という限界がないこと、人間力の成長を一貫して感じる刺激を受ける最高の体験を年末年始味わえた。
私はフリーランスWebデザイナーとして、女性起業家のデザイン制作から個人対個人のビジネス0→1コンサルとデザインサポートを生業としている。
お客様は神様と思え!教えてもらった。約20年前、接客販売業時代。顧客満足を上げるには、従業員満足を上げることも必要だ!と主張され始めた過渡期の接客販売業の経験と、個人対個人で商売を成り立たせるフリーランス業の難しさを感じる今の視点で
この『グランメゾン・パリ』をみての感想を率直に、そして女性起業家に抱いて欲しいホスピタリティ精神について書こうと思う。
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一流の料理人でもお客様の望む歓びを見失う
木村拓哉さん演じる型破りなフランス料理シェフ尾花夏樹 (おばな なつき)さんをドラマ「グラメゾン東京」から見た私なりの変化と成長という点で見た時の学びを自分の事業へ転換できる部分は、
成功し続けることはない。売れ続けることはない。変化なしには求められ続けることはない。ということ。
人間だもの、失敗はある。自責他責問わず、この人間界で「完璧」「絶対」はない。ドラマの中で「グラメゾン東京」ができるきっかけとなる"事件"により、尾花夏樹 (おばな なつき)は地位や名誉を失う。
この機に、成功し続けることはない。求められ続けることはない。状態になる。要するに「信頼」を失うのだ。
ただ、鈴木京香演じる、絶対的な味覚を持つシェフ早見倫子 (はやみ りんこ)のフランス料理愛、人を巻き込むパワーと愛情の大きさにより
また成功へと駆け上っていく。この物語がドラマの内容だ。ドラマの中ではとにかく「お客様が良いと思えばいいじゃない」「Aさんが喜べばいいじゃない」とお客様や従業員へのホスピタリティを感じる。
一転、映画では3つ星が相手になっており、3つ星を狙う東洋人だから、質の良い材料が手に入らない、3つ星を狙う一流のシェフとして、物事を見るためか「お客様の歓び」がずれている。
物事や肩書きや名称に目をやるのか、それらを起こし、作った人に目をやるかで大きく感情の読みがズレるものだと感じた。
もちろんプレッシャーや焦り、どんどん孤独になる状況を作ることで八方塞がり状態も並行して描写されており、「ギスギス感満載の腹立つ尾花夏樹についていけない」は否めない。
スキルも才能があるからこそ拘りや執着、妬みで孤独になる
プレッシャーや焦り、どんどん孤独になる状況を作ることで八方塞がり状態は経験年数がありスキルが高ければ高いほど強くなるのではないでしょうか。
ただ、同じ場所でそうなっているわけではない。映画は舞台がパリ、ドラマの舞台は東京、舞台が違うように、落ちたり上がったりの感情の舞台は、右肩あがりだと思う。
ここに三つ星を取れない。突破口が開かない。頭の中が三つ星基準だからここ、人を妬み、比較し自分を信じることができなくなる。
これを1人起業の世界で例えると年収100万の時の年収300万の時で、売上の山あり谷ありもどん底や頂点が右肩であること、
フェーズの転換時、具体的な突破口が見つかるまでお客様を数で見る、売上で見る、とにかく分母のお客様を増やす!と鼻息ブンブンで思いやりのないやる気だけが増し、うまくいかない。。。の状況に似ている。そんな時に限って同業の成功にだけ目がいき、むかつく。
そして気乗りしないアクションをし続け疲弊し、行動が止まってしまう。
尾花には「仲間」がいる、そして仲間や同業者を認め頼ることで八方塞がり状態が好転していく。
私たち1人起業にも「仲間」や「同志」が救いになること、事業が好転するエンパワーメントになることは間違いない。
だからグループミーティング、グループセッションや、グループコンサルが存在していると思う。
ミシュランが存在する理由。
料理人と料理を愛し食す人、だけで考えると"エゴ"が生まれ尾花のように、感情の読みがズレると、食す人は納得しない。フランス料理はこうだ!三つ星レストランならこうあるべきだ!という"エゴ"のぶつかり合い。
しかしミシュラン三ツ星とは「ただ、そのためにだけに旅行する価値のある卓越した料理」
三つ星レストランならこうあるべきだ!ではないように思う。
パリに行きたい!ではなく、尾花のレストランの料理を食べにパリに行きたい。なのだ。
"エゴ"を忘れないために、感情がワクワク踊りだし行動させるような価値の無限さ「ただ、そのためにだけに旅行する価値のある卓越した料理」
味が落ちたのは材料のせいだ、従業員のせいだ、周りの同業者が悪い、という感情で料理を作りもてなすその状況に問題があること、そこがミシュラン三つ星を取れない課題であることは
「ただ、そのためにだけに旅行する価値のある卓越した料理」を基準に見よ。という存在理由ではないか。
これって1人起業でまずはブランディングから、ミッション、ビジョン、コンサプトを決めよう、という指針や方針決めと同じではないだろうか。
お客様の言葉は宝、しかし指針や方針位そぐわない声もあるかもしれない。迷った時は原点に変えり、自分とお客様のエゴや、山あり谷ありを突破せよ。ということではないだろうか。
売り手のストーリー、買い手のストーリー、商品のストーリーの解像度の深さが心を容易に動かす
冒頭に話した、「グランメゾン東京」制作から映画を見越して企画されていたのかドラマ新春SPも含め、主人公の尾花や倫子さん、グランメゾン東京、フーディーのリンダの助言、新しい料理ができるまでを成長と失敗、仲間との絆や信頼が描かれている。
鮮明に、力強く、荒々しく。隠さず、よりリアルに。感情移入は激しく進む。
私たち1人起業や、フリーランスママの成功の型や、ノウハウはある程度調べると情報としてたくさん上がってくる。通り一遍といえばそうなる。
だからこそリアルな自分のストーリや、お客様のストーリー、商品完成までのストーリーを明らかにした上で通り一遍の型や、ノウハウ実践が必要だ。
未熟で何かの卵なんです、これから頑張ります!状態の方が応援してもらえる、SNSのコメントをもらえる、依頼が多かった、と聞くことがある。
これは皆成功している人も学び中の人も、気持ちがわかるからです。誰でも0→1がある。その時かけて欲しい言葉、かけてもらって嬉しい言葉がわかるからだ。
成功者の型通りに、成功者の真似をした成功者の型通り、にまずは取り掛かろう!の前に、自分の事業を売り手、買い手、商品、この3つを大切に、大事に扱うことが大事だなと改めて感じた。
そこに早見倫子 (はやみ りんこ)のフランス料理愛、人を巻き込むパワーと愛情の大きさ、が活きてくる。
商品愛、そして愛情たっぷり満ちた人間力でお客様も関わる関係者も巻き込んでみんなで事業を作り上げていくのだ!
自分を愛し信じること。
そして関わる人との強いシンパシーが
ホスピタリティの追求になる。
ホスピタリティの追究は集客できない、売れないを解決する
『グランメゾン・パリ』をみて学べたことは、
まずは感情の読みがズレることはあるが、ずれていることに気づき受け入れることが大事だと言うこと。
そして周りの力を借りて軌道修正し全力で考え抜き、走ること。やり切ること。
この繰り返し、やり続けることが集客できない、売れないの突破口になる。
そう甘くない、1人でできない、そもそも周囲を巻き込めるような関わりがない、そう感じたのであればまず、孤独な環境から抜け出そう。
積極的にお客様や同業者とコミュニケーションやリレーションシップが必要だ。
そこから具体的な数値で管理し分析に進めていくといいのではないだろうか。
人と人との繋がりで商売は成り立っている。だからこそ歓喜、落胆、いろんな感情が生まれる。
まして1人起業の私たち、ましてママ起業の私たち。感情のジェットコースターは仕事プラス家族の影響を受ける。
ミシュランの存在理由に近い、ブランディング、三つのストーリ、商品愛や人を巻き込む力は、1人では気づきにくい。追究し合える環境と時間は必要じゃないかと感じる。
以上、ここまでお読みくださりありがとうございます。
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