【Webデザイン独学】未経験から半年間でやったことや案件獲得方法についてのロードマップ
「Webデザイナーになる!」と決めて、デザインの勉強をはじめてから半年が経ちました。
何をやっても続かない私でしたが、半年間独学で続けてこられたのは奇跡です。奇跡です。奇跡でs..
結果から伝えると、半年間の売り上げは「約16万円」でした。本業1か月分に満たないくらいですが【コネなし・営業なし・副業・独学】でここまでできたのは、自分でも驚きです。
この記事では「半年間の独学でやってきたこと」「案件獲得方法」について書いていきます。
この記事は下記の方に向けて書いています。
・これから勉強を始める方
・独学しようか迷っている方
・案件がなかなか受けられない方
少しでも参考になりましたら幸いです!
■Webデザイナーをなんで目指したの?
ここは個人的な内容なので、サクッといきますね。
新卒で入った会社を病気で休職→退職してから、スーパーホワイト企業に入社しました。新卒の会社では8:00→21:00が当たり前だった私には、9:00→17:00で帰れる環境が天国すぎて毎日家でダラダラと過ごし、SNSとかNetflixをみて時間を浪費していました。
1年ほど経ってから「このままではよくない!」と思い直し、いろいろ動いていく中でWebデザインと出会いました。あとコロナの影響も大きい。
もともと何かを作り上げることが楽しかったのと、なかでもパワポやチラシのデザインをするのが特に好きだったので「Webデザインならいけるかも!」と思い、Webデザイナーを目指すことにしました。
■独学ってどうだった?
Webデザインの勉強を独学してきた感想をお伝えします。
まず独学を始めた理由は
・スクールに通う時間がなかった
・自分に向いているかわからなかった
・プログラマーの知人に「独学でいける」と言われた
上記の理由から。お金をかけてスクールに通うことも考えていましたが、「途中で飽きて惰性でやるのはイヤだな…」と思って、独学で挑戦してみることにしました。
実際に独学してみての感想は、
!!!!!超大変でした!!!!!
わからないことは全部自分で解決しなきゃいけないし、モチベーション維持するのも、勉強を進めるのも、本当に大変でした。途中で何度かダラけてしまった。。
でも大変だったのは最初の3ヶ月くらいで、最近は「独学だからキツイ…」って感じることは少なくなりました。なのでこれから独学で勉強を始める方は、最初の3ヶ月は心して臨んでいただきたいです!
とはいえ、独学では「成長速度」や「成長の幅」に限界があります。なので私の場合は、オンライン講座とオンラインサロンで補っていました。
■どんな勉強をしたの?
続いてどんな勉強をしてきたのかをお伝えします。
簡潔にまとめると、
①デザインの基本原則理解
②デザインツール覚える(Photoshop)
③バナートレース
④実案件(バナーとか)
⑤LPトレース
⑥実案件(LPとか)
こんな感じです!わたしはあれこれ手を出してしまって、進度が遅かったのですが、副業であれば本当にこれだけで十分です。
具体的なスケジュール感はこちら↓
◆1ヵ月目
・デザインの基本原則『ノンデザイナーズ・デザインブック』読む
・Photoshopの操作を動画で覚える(Udemy)
・バナートレース
・クラウドソーシングサイトの案件を制作する
◆2ヵ月目
・バナートレース
・Webトレース
・Adobe XDとillustratorの操作覚える(この時点では不要)
◆3ヵ月目
・Webトレース
・コンペ応募7件(3件入選)
・ポートフォリオサイト制作(Wix)
◆4ヵ月目
・ココナラ登録(1件受注)
・コーディング学習(挫折中)
・コンペ応募1件
・デイトラWebデザインコース開始
◆5ヵ月目
・コンペ応募1件(入選→継続案件)
・デイトラWebデザインコース
・案件対応
◆6ヵ月目
・案件対応
・コンペ応募1件
途中でコーディングしたり、ほかのデザインツールに手を出したり、マーケティングやSNSの勉強をしたりしましたが、正直不要でした。なので余裕があればやる程度で大丈夫です!
【追記】
バナートレースのやり方について、詳しく解説しました!下記の記事をご参照ください。
■オススメの教材とかサービスってある?
デザイン教材はたくさん出ているので、選ぶのが難しいですよね。
まず一つ言えることは「色んな教材に手を出すのはやめましょう!!」ということ(自戒)。英語の勉強もそうですが、複数の教材をやるより1つの教材を繰り返すほうが定着します。
その中で絶対におさえてほしい教材は、3つ。
◎『ノンデザイナーズ・デザインブック』
◎『配色アイデア手帳』
◎「デイトラ」(Webデザインコース)
『ノンデザイナーズ・デザインブック』は定番すぎますが、一番知識として定着しています。デザインを作るうえで大切な4つの基本原則について、丁寧に解説されています。これさえ読めば初心者デザインからは抜け出せる!何かに手を出す前に、まずはこの1冊を読了しましょう。
『配色アイデア手帳』は教材ではありませんが、実案件をこなす際にヘビロテしています。テーマやイメージにあった配色が載っているので、センスがなくてもイイ感じのデザインに仕上がります。初心者にはピッタリの本です。
「デイトラ」はオンラインの動画学習教材です。少し費用が掛かりますが(9/12現在94,800円)、プロのデザイナーさんが学習方法や案件の取り方などを丁寧に教えてくれます。デザインの添削も3回までしてもらえるので、独学の強い味方になります。わたしはデイトラのおかげで、案件獲得に繋がりました。
ほかにも色々と手を出しましたが、結局今でも使っているのは上記3つくらい。あとは必要に応じて、幅を広げていけばオッケーです!
【追記】
「デイトラ」のWebデザインアドバンスコースについてレビューした記事を書きました。良ければ参考になさってください!
■案件はどうやって獲得した?
続いて、案件の獲得方法です。結論からいうと「コンペ応募からの案件獲得」が一番大きかったです。
コネがないし、営業もまったくしませんでしたが、案件を獲得して16万円ほど売り上げることができました。
ランサーズは、案件がたくさん掲載されているクラウドソーシングサイト。クラウドワークスも有名ですが、まずは実績を作るためにどれか1つに絞るのをオススメします。
ココナラは、自分のスキルを売ることができるサイト。プロフィールなどを埋めれば、あとは待つだけで案件依頼がきたりするので、副業でやるにはぴったりです。
私はとくにランサーズ内のコンペに10件ほど応募したのが大きかったです。実案件の練習もかねて、デザイン制作を色々行いました。目標は「コンペで選ばれること」ですが、入選しなくてもプロのデザイナーさんの作品と比べることができて、勉強になりました。
そのコンペをきっかけに、今は継続でお仕事をいただいています。副業で時間が取れない方は、自ら営業をかけるより【デザインの練習をしながら自分のデザインに興味を持ってくれる方を待つ】という方法がオススメです。
■半年でどんなことができるようになった?
続いて、半年間でどんなことができるようになったかについて。
ちなみに学習時間は、平日3時間、土日9時間、合計800時間くらいでした。
数字で見ると結構やってる…!笑
できるようになったことは、こんな感じです↓
◎バナー、サムネ、SNS画像制作
◎LP、Webサイト制作
◎パンフレット、DM制作
上記は実案件を通してできるようになりました。あとは自分次第で、もっと幅を広げていけるかと思います!コーディングとか、WordPressとかね。
■不要な勉強ってあった?
はい、不要な勉強はありました。下記の2つです。
・コーディング
・マーケティング
「Webデザイナーになるならコーディングは必須」って耳タコレベルで言われていますが、副業であれば不要でした。なぜなら、デザインだけの仕事がたくさんあるから。そしてコーディングは外注できるから。
ですが、コーディングができれば仕事の幅が広がるので、興味があればやってみても良いかもです◎コーディングが楽しめないのに無理してやるのは、本末転倒なのでオススメしません。
「Webデザインの知識だけでは他者と差別化できない」ってフレーズを真に受けて、マーケティングも勉強しました。が、最初のうちは不要です。デザインの勉強だけでも膨大にあるので、まずはデザインだけに集中するほうが早く結果が出ます。
独学で勉強していると不安になってあれこれと手を出してしまいます…。やるべきことを常に明確にして、取捨選択を心がけていくことが超大事!!
■独学のコツはある?
最後に、独学で勉強を続ける上でのコツを3つお伝えして終わりにします。
①仲間をつくる
②分からなければ諦める
③楽しむことを忘れない
上記の3つを心がけたおかげで、気づけば半年独学でやってこられました。それでは順番に掘り下げていきます。
①仲間をつくる
独学で一番大変なことは「モチベーションを保つこと」です。1人で黙々とやっているだけだど、いつでも手を抜けるし続かなくても痛くも痒くもないし、とにかくダラけてしまいます。
なので、Twitterやオンラインサロンなどで勉強仲間をつくることが本当に大事。わたしは勉強開始と同時にTwitterでたくさんの方と繋がって、毎日刺激を受けていました。そのおかげでやる気が沸くし、誰かの案件獲得ツイートを見て焦りも出てくるので、モチベーションが保てていました。
オンラインサロンは、プロのデザイナーさんのお話が聞けたり、初学者の方と交流ができたりするので、これまたオススメです!いまは多くのオンラインサロンがあるので、Twitterなどで自分に合うサロンを探してみてください!
②分からなければ諦める
ちょっと逆のことを言っているようですが、諦めるスキルめちゃ大事です。独学だと分からないことをスグ聞ける環境がありません。なので、解決しようと必死になっても時間だけが過ぎてしまいます…。
そのとき分からなかったことって、あとになって解決することがほとんど。なので一度飛ばして、ほかの勉強を進めるほうが効率的です。
ただ、どうしてもスグ解決しなきゃいけないこともあります。そのときはTwitterで質問してみたり、MENTA(有料の相談サービス)で聞いてみたりする方法もあり!!
③楽しむことを忘れない
わたしが独学をするうえで一番心がけていたことは「楽しむこと」。
最初のうちはツールを覚えたり、知識を入れたり、大変なことはもちろん多いです。が、その中でも小さな楽しみを見つけることで、大変なことも乗り越えられます。
あとは、少しでも「楽しくない」と感じたらその作業を止めてしまいましょう。私はもともと「楽しくなくてもやらなきゃ!」というスタンスでしたが、そのせいで何かと長続きしませんでした。
この半年間は「自分が楽しめることだけ」を意識してきたので、継続できたし結果にもつながったな、と実感しています。だからコーディングは一度諦めました(笑)
ぜひ、日々勉強をしながら「楽しめてる?」って自分に問いかけてみてください!
■Webデザイン独学まとめ
最後までお読みいただき、ありがとうございました!長々と書いてしまいましたが、独学がどんな感じかイメージできましたでしょうか??
自分でペースを維持して勉強を進めるのはとにかく大変です。なので基本的には、Webデザインスクールに入って勉強することを心からオススメします!!
それでも「まずは独学でやってみたい!」と思われたら、このnoteを参考に少しずつ進めてみてください。独学で勉強をするヒントになっていれば嬉しいです。
わからないことやモヤモヤがあれば、こちらのnoteやTwitterでお気軽にご質問ください♪
Twitter: ちゃんあい@Webデザイナー
ではでは、楽しみながら頑張りましょう~(^^)/★
各種リンクはこちら↓
◎『ノンデザイナーズ・デザインブック』
◎『配色アイデア手帳』
◎「デイトラ」(Webデザインコース)
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