伊藤詩織さんをセカンドレイプする奴ら

伊藤さんのレイプ事件について関心を寄せていたので、時折ネットニュースで取り上げられると記事を読むことが多いです。

その時にいつも思うのが、セカンドレイプのこと。

なんで、かならず「ハニートラップ」だとか、「どっちもどっちだね」とコメントする人がいるのでしょうか?


私は幸いレイプ被害者でもないし、
伊藤さんの知り合いでもありませんが、
女性として今まで男性からセクハラを受けたことや
身の危険を感じたこともあります。

周りの友人などでも
いろんな体験談を聞きますし
たぶん世の中のほとんど全ての女性が
レイプまでいかなくても、
セクハラ被害を経験していると思います。

公言していないだけで。


なぜ公言しないか?
それは簡単でしょう。

こういう心無い人が少なからずいるからです。
傷ついた心に寄り添いもせず
一方的に断罪してきて、
「被害に遭ったお前が悪い」と
傷口に塩を塗りつけられる。

それを恐れているからです。
これ以上傷つけられないように
自分を守っているからです。

泣き寝入りする人が大半の中、
勇気を出して訴えた伊藤さんは
とても勇気があるし、
彼女をぜひ応援したいです。

彼女がこんな風に非難されてしまうなんて
とても残念だし、
こういったコメントをする人に対して
強い不快感と怒りを覚えます。

当事者でもなく、
事情も知らないのに、
ニュースを読んだだけで
性被害を訴える人に対して、
なぜ攻撃的になるのか?

こういう人を

人でなし

というのでしょうね。

人として決定的に大事なものが欠けている人、

サイコパス

です。

彼ら(または、彼女ら)の発言を理解しようとすると
一つの仮説に辿り着きます。

それは、

セカンドレイプをする人は
自身も似たようなこと(レイプ)をしたことがあるのだ


ということ。

山口氏が責められると、
きっと自分が責められているように
感じて辛いのでしょうね。

だから、無関係なのに
被害者を非難する。

伊藤さんの事件だけでなく
マリエさんの件も同じように感じました。

被害者が声を上げた時、
「なぜ今ごろ? 名前を売りたかったからだろう」
などと、ひどいことを言うのはやめてください!

こう言う人は、
どんなタイミングであっても
加害者の肩を持つでしょう。

Me,too運動が日本で広がらないのも当然です。

こんな世の中で
誰が声を上げられるでしょうか?

本当にひどい世の中で
心底うんざりします。

伊藤さん、マリエさん
その他、性被害にあった全ての人が
心安らかに過ごせる日がくることを
心から願っています。

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