麻雀 | 点数表を暗記せず暗算で点数計算をする方法
私のように暗記が苦手で点数表を丸暗記したくない人向けに、簡単に点数計算をする方法を考えました。
前提として符計算の仕組みは覚える必要があるので、それだけは頑張って覚えてください。
麻雀を始めてから1ヶ月も経っていないので、間違いがあればご指摘お願いします。
点数計算の仕組み (基礎点)
まずは基礎点を覚えます。
基礎点は最終的には点数を計算する際に必要となる元の点数だと思ってください。
基礎点=4×符×(2^翻数乗)
これが基礎点になります。
例として
30符1翻の基礎点は 4×30×2^1=240
40符1翻の基礎点は 4×40×2^1=320
50符1翻の基礎点は 4×50×2^1=400
50符2翻の基礎点は 4×50×2^2=800
となります。
1翻の基礎点は符の8倍、2翻の基礎点は符の16倍になっています。(3翻は符の32倍)
符が同じ場合、翻数が増える毎に倍々になっていくので、1翻だけ覚えれば簡単に計算出来そうじゃないですか?
そこで1翻の基礎点は符の8倍という法則を覚えてもらいます。
実際に払われる点数
基礎点の仕組みがわかれば次は実際に払われる点数です。
基礎点を1、2、4、6倍のどれかにする計算をしますが、計算後に10の位の数値を全て繰り上げします。
10点棒が存在しないためですね。
子のツモ
子が払う点数 基礎点と同じ。
親が払う点数 基礎点の2倍。
親のツモ
子が払う点数 基礎点の2倍。
子のロン
基礎点の4倍。
親のロン
基礎点の6倍。
ロンはツモで払う分を全て1人で払うようなものと覚えてください。
【例題】
30符1翻の子のツモの場合、
基礎点が1翻の30符なので符の8倍の240点。
子が払う点数は240→繰り上げて300点。
親が払う点数は480→繰り上げて500点。
60符2翻の子のツモの場合、
基礎点が60符1翻の場合480点になるので、2翻はさらに倍の960点。
子が払う点数は960→繰り上げて1000点。
親が払う点数は1920→繰り上げて2000点。
点数表のツモの合計値とロンの値がずれる理由。
これは基礎点を何倍かする計算をした後に繰り上げをするためです。
例えば、子の30符3翻の場合、
30符1翻の基礎点は8×30=240なので、30符3翻の基礎点は960点。
ツモで払う点数は、
子は 960→繰り上げて1000点。
親は 960×2=1920→繰り上げて2000点。
つまりツモでは合計4000点受け取ります。
しかしロンで払う点数は、
子のロンは4倍なので 960×4=3840→繰り上げて3900点。
になります。
最後に繰り上げをするため差が生じることがあるのです。
同様に子の30符4翻の基礎点は1920点。
ツモで払う点数は
子は 1920→繰り上げて2000点。
親は 1920×2=3840→切り上げて3900点。
合計7900点。
ロンの場合は 1920×4=7680→繰り上げて7700点。
となります。
結論 何を覚えればいいのか
1翻の基礎点は符の8倍
これを覚えれば90符1翻の基礎点が720点と簡単に出せます。
2翻3翻と増える毎に倍々にすればいいので、符毎の1翻の基礎点の計算方法さえ覚えればあとは倍にするだけなのです。
平和ツモと七対子の2翻の基礎点
平和ツモと七対子は2翻以上しか存在しないので、2翻を覚えると計算が楽になります。
平和ツモと七対子の計算を簡単にするには主に2つ方法があります。
・2翻の基礎点は符の16倍になる。
・平和ツモと七対子それぞれの2翻の基礎点を覚えてしまう。
平和ツモは20符なので16倍でも計算が簡単ですが、25符である七対子2翻は計算が難しく思えるかもしれません。
そういう時は分けて計算をします。
16倍は4×4倍で25を4倍すると100なので
基礎点=25符×4×4=100×4=400点
と計算すれば暗算出来ます。
ただ平和ツモと七対子だけ例外であるため、
平和ツモ2翻の基礎点は 20×16=320点。
七対子2翻の基礎点は 25×16=400点。
と暗記しても良いと思います。
子のツモは親だけ基礎点の2倍
ロンは1+1+2で4倍支払うと覚えるといいです。
親のツモはみんな基礎点の2倍
ロンは3人分払うので6倍になると覚えるといいです。
平和ツモと七対子以外は最低30符
これは符計算で覚えることですが、平和ツモと七対子以外は20符でも最低30符になります。
鳴いた断么九とか三色同順とかで20符になる場合が当てハマります。