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心が喜ぶ未来の為に。
父が旅立ってひと月半、間もなく49日を迎えようとしております。
本来ならば、今日の土曜日又は日曜日が納骨式に充てるべき時期となるのですが、事情あって延期となりました。
この約ひと月の間、父の存命中には知り得なかった事が幾つも幾つも浮上し、その都度対応に追われて来ましたが、難航していた債務調査もようやく終わり、あと残すところは(これまた死後に所有していた事が発覚した)複数の農地の洗い出しのみとなりました。
現状、それらが全て出揃ったタイミングで新たに問題が起こらなければ相続手続きへと進む事になりそうです。
……というのは、当初想定していたよりも負債額が小さく、今後の生活が何年にも渡り脅かされるレベルではないと判断した事、また相続放棄をしたところで逆に不利益を被る事情が幾つも存在する為です。
一時、選択肢として土地家屋の売却という案もあったのですが、農村地域という利便性に乏しい立地。
ただでさえ不利な状況というところに点在する農地がネックとなり、現状のままでは不可能という現実を突き付けられたのでした。
相続か否か、最終的には長女である私と同じく相続人となる妹達との相談ありきとなる訳ですが、このまま順調に行けば生家の再建に向けてようやく動き出せる事にもなります。
それは自身が生まれ育った故郷に帰り居を構えるという事、決して楽な道ではないという事をも意味していますが、何より先々を見据えての前向きな選択であり、「楽でない=楽しくない」という事ではないからです。
ちなみに生家の土地面積は412坪弱(1362㎡弱)。
規模的には新潟の農村地域としてはさして珍しくもありませんが、平屋一戸建てを構えるには充分過ぎる広さではあります。
今現在ここには父が遺した自宅がありますが、増築を重ねた事でより老朽化が進み、生活の場とするにはあまりにもリスクが高い為、このまま相続となれば思い切って解体し、新たに建て替えようという結論に至ったのでした。
敷地内には自生する木々や草花が、周囲には田や畑が……という自然に恵まれた環境を思えば、心にも身体にも優しい、質素でも快適な暮らしが追求出来る事にも繋がります。
私が今思い描いているのは、緑豊かなこの土地に、大好きな南の島と海をイメージした家を造る事。
特に今年は恒例のグアムへも、また友人の住む沖縄へも行けずじまいだった為、より一層強く願うのかも知れません。
そしてこの広大な土地を活かし、農業を再開する事。
農作物を手掛ける事を休んでいたこの数年間は、何処か物足りなさを感じるものがありました。
何処まで自分の想いを形に出来るかはわかりませんが、これまで多くの葛藤があった分、今は楽しみの方が大きく、ワクワクする日々でもありますo(*⌒―⌒*)o
今日もまた、深まり行く秋の景色に、ありふれた日常に感謝して(^-^)