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何故、ポケカ投資が失敗だったのか

幼少期からTCGに触れ、社会に出てからも10年以上、数多くのTCGに触れてきたプレイヤー目線から今回のポケカバブルについて見ていこうと思う。

何故バブルが崩壊したのか

「ポケカ 相場下落」「ポケカ バブル崩壊」などで検索すると
「供給量が増えた」「偽物が増えた」「レギュレーションが変更された」という記事をよく見る。
果たして本当にそうだろうか…
一つづつ考えてみよう

供給量が増えた

ポケカはレギュレーション内の商品しか再販しない為、これはレギュレーション内の商品を指すと考えられる。
◯万で仕込んだボックスの値段がどうのこうの言ってるポストをよく見るが、正気を疑ってしまう。
再販の可能性があるものは、価値は上がるだろうか…
バブル崩壊前ですら愚行に見えてしまう。
例えば、バブル崩壊前に定価で購入できたものを倍の値段で売ることが出来たら利益が出るであろうが、それは投資ではなく転売だ…。

つまり儲かったのは転売ヤーなわけだ。

投資という観点で考えるなら
現行のボックスで、利益が出始めるのは早くても4.5年はかかるだろう。

偽物が増えた

どう考えても理由になっていない
マジックザギャザリングというTCGを知っているだろうか?
歴史が深く、世界的で一番プレイされているTCGと言っても過言ではないと思う。

マジックザギャザリングにはポケカ以上に高価なカードがたくさんある。
数万円、数十万で取引されるカードがゴロゴロ存在してるTCGなだけに、もちろん偽物もたくさん出回っているのだ。
もちろん偽物出回って相場が下落する事なんてない。
考えて見てほしい。偽物を欲しがる人など居ないのわけだから、需要が満たされる事なんてない。

レギュレーションが変更された

これが理由で失敗したのだったら、プレイアブルなカードに投資をしようとしたのだろう。
これはお勉強しましょう。としか言えない。
スタンダードレギュレーションとエクストラレギュレーションを知らない人はそもそも手をつける分野では無い。
そもそもスタンダードから落ちるとカードの値段は下がるものであるし、そもそもポケカはスタンダード以外がメジャーな遊び方では無い為、ごく一部のカード以外、需要が上がるとは考えにくい…。

PSAの下落について考える


マ◯の1億分のPSAの9割を市場に流したというツイートは有名だと思うが、これがバブルの正体だと思う。
PSAは鑑定に出してから手元に戻ってくるまで、半年程かかる。
珍しかったPSAを手元に集め値段を釣り上げ、PSAが市場に溢れる前に放出した。それだけだと思う。

似たような出来事にカー◯キン◯ダムのラヴァルバルチェインがある。
知らない人は調べててみて欲しい。

ポケカ投資はどうするべきだったか

そもそも、TCG投資において需要があるものを見極める目を持つべきだ。

かわいい女の子が書いてるから人気。
これでは、お話にならない。
値上がりを続けるカードには、ちゃんと理由がある。

・再録、再販が無い、希少である
・世界的にイラスト、イラストレーターが人気
・プレイアブルである

例えばみんな大好きな「がんばリーリエ」
再録、再販は無いが希少かと言われれば、枚数自体はそれなりに出回っている。
リーリエは人気キャラであるが、リーリエがキャラの中で一番好きだと言っている層が10年後もリーリエがキャラの中で一番好きと言ってるだろうか…。
当時、リーリエ、リーリエ騒いでた人たちは、マリィが登場した時、エール団に転職していたのではないだろうか…。
そして、エクストラレギュレーションでリーリエは使用される事はほとんど無いと思う。使うとしても光ってないリーリエなら二束三文で買えてしまう。代替え品が存在する。
最終的には、まだまだ下落するのでは無いかと考えている。

公式は再販しないとは言ってない

例えば25周年のプロモパックのように、枠を変えて再録するかもしれない。人気投票をして上位10枚を特殊セットとして販売なんて事があるかもしれない。
企業の気まぐれで大損なんてこともあるのがTCG投資だ。


次の記事では、投資すべきカードと理由について話そうと思う


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