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英国風へ旅行した① |福島・ブリティッシュヒルズ

サラリーマンは、友達に誘われて旅行に行くことにした。

着いたところは、日本ではないようなところだった。
普段は見かけない花を見て、普段は聞こえて来る音が聞こえない場所を
ゆっくり友達と歩いた。

いつもの生活では見かけない建物が並んでいた。
サラリーマンは大昔に読んだシャーロックホームズや、
寮生活を送る少年少女の小説や、ファンタジー小説を連想して
嬉しくなった。

一番大きな建物の中は、重厚な雰囲気の中に温かさも感じて
サラリーマンはほっとした。満足だった。

建物には沢山の部屋があった。
ひとつひとつゆっくりと友達と見て回った。

暗い図書室は特に素晴らしく、サラリーマンは驚きで目を見開いた。
どこかに魔法書でもありそうな雰囲気だと思った。

豪華な部屋は、灯りがとても綺麗に映えるなと思った。
心優しい聡明な女性に住んでいて欲しい部屋だなと思った。

座りたくなる椅子がたくさんあった。

食堂は、映画で見るような大きなものだった。
サラリーマンには、制服を着た学生たちが見えるような気がした。

いろいろ見て回った後、
サラリーマンは友達と、自分たちが滞在する部屋へ向かった。

滞在する建物も、よく手入れされた素敵なものだったので
サラリーマンは思わずにっこりした。

偽りを感じない、小さな居心地のいい部屋に、
サラリーマンはとても満足した。ここなら住んでもいいなと思った。

ベッドも、申しぶんなかった。
辺りは静かで、外は晴れていた。
聞こえるのは、自分の歩く靴音だけだった。

荷物を置いて一息ついたあと、
サラリーマンは友人と外に出ることにした。
(②へつづく)

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