お金の勉強をひと通り終えたあなたへ。
勉強会メンバーの皆さん、お疲れ様です。今日はひと通り勉強を終えた方へのお話にしようと思います。
お金のことを勉強してみて、いかがでしょうか?視野は広がりましたか?世の中のことを理解するものさしは増えましたか?少しでもそう思って頂けたら努力したかいがあり、嬉しいです。
ところで、みなさんは今後その知識をどのように生かしていきますか?
知識とは武器です。あなたが人生を生き抜く上で、強力なサポートになることは間違いがありません。しかし、武器はそれ自体では意味を持ちません。使う人がいて、そしてどのように使うのかで価値が変わります。例えばハサミだってそうですよね。
今回は得た知識や経験、そしてお金をどのように使っていくのか、そこを掘り下げて考えてみたいと思います。
お金も道具でしかない
言うまでもないことですが、お金それ自体は意味を持ちません。あなたが無一文でも、100億円持っていても、何もしなければあなた自身の価値は変わらないでしょう。
これは僕がいつも思うことです。
年収がいくら、資産がいくら。そんな話をすると、人にイヤな思いをさせることがあります。表現を変えれば“鼻もちのならない”思いをさせるということですね。
「はいはい、どうせ自慢でしょ?」そんな風に思わせるのでしょう。
しかしそれは違います。お金自体には何も意味はないのです。僕が100億円持っていようと、僕の価値はそれとともに上がるわけではないのです。だから僕が自分の数字をお話しするとき、それはただの事実であり自慢でも何でもないのです。
(そもそもそこに自信を持ってすらいません)
しかしそれをイヤに思う方からすれば、自分のコンプレックスであったり、知らずのうちにこだわってしまっているということなのでしょう。
繰り返すようですが、ハサミを100個持とうが1億個持とうが、本人の価値は変わらないのです。お金も道具に過ぎないのです。
価値のあるもの① 過程
では何に価値があるのか?
1つは過程、もう1つは目的です。
過程とは、あなたがお金を得るまでに得た考えや経験です。
お金を得ることも学ぶことも、決して簡単なことではありません。なのに楽をしようとすれば詐欺に引っかかったり悪事に手を染めたり嘘をついたり、良いことがありません。
苦労が全て正しいとは言いませんが、あなたが苦労をして学んだり感じ取ったことには大変な価値があります。人から聞いただけ、YouTubeで見ただけ。そんないわゆる2次情報では感じ取ることのできない価値がそこにはあります。
あなたが学ぶ中で、お金を得る中でどんなことを感じましたか?どんな思いで臨みましたか?どんなことを考えましたか?あなたの旅の景色はあなたにしか分からないのです。
あなたが思う以上にそこに価値があります。人はそれを知りたいと感じます。聞けば面白いと感じます。そしてその話を聞いて人生が変わる人もいます。
そこに大きな価値があることを忘れないでください。
価値のあるもの② 目的
2つめは目的です。
目的とは「お金を何のために使うのか」です。
手元にあるお金が多いか少ないのかに関わらず、あなたは使い道を選ぶことができます。あなたの財布にあるそのお金を、何に使いますか?
ある人が言うには、人生は「壮大な暇つぶし」だそうです。
分かる気がします。
みんな死にますし、死んだら存在は無くなるんだろうなと思います。だったら、好きなことに時間やお金を使って限られた時間を過ごすのが正しいんじゃないかと。
でも、本当にそれだけなんでしょうか?
好きなところに住んで、好きな服を着て、好きなものを食べて、それで人生が終わったら「わが人生に一片の悔いなし」と思って死ねるのでしょうか?
実は僕はそう思っていません。
それではあまりに味気ないと思ってしまうのです。
僕が死んだら、僕は終わるのでしょうか?
僕の夢の1つは本を書くことです。人に勇気を与える本を書くことです。人生の岐路に立った時、プレッシャーに押しつぶされそうになった時、自分には不相応だと思う状況に置かれた時。勇気を与えたいと思うのです。
もしそれができるのなら、僕は死んでも終わらないような気がするのです。
あなたの持つ目的には価値があります。
お金という道具は、選べる目的の幅を広げることができます。世の中にはお金が無いとできないことが溢れていると思うのです。そして、持っているだけのお金でできることもたくさんあります。
たとえ100億円持っていたとしても、人のためには絶対に使わない人もいるでしょう。だからお金自体に価値は無くて、目的には価値があるのです。
あなたの目的は何でしょうか?
そして、そのためにお金を使うことができますか?
おわりに
いつも勉強会、そしてグループへの参加をありがとうございます。
これからもぜひ一緒に、目的を持って活動していけたらと思います。
そんな感じです!