エッセイ研究所【僕と巨乳、ときどき受験勉強】
これは僕が大学受験に失敗して浪人した時の話
ナレーション:「後ほど(爆乳)1部性的な言葉が散見されますので嫌いでなければ、お進みください。」
~高校3年生の冬~
「〇〇大学受かった!」
学校では皆ストレートで大学に合格し、
「これ以上の幸せは無い」と言わんばかりの笑顔で喜んでいる。
僕は合格の話が飛び交う黄色い教室の中で、
灰色になっていく自分を哀れんだ。
僕は合格の為に全ての時間を勉強へ注ぎ、頑張ったのだが。
圧倒的パワープレイ「数打ちゃ当たる」戦法で志望校を下げて数を稼いだのだが、羽生弓弦の如く滑り倒し、全ての大学に不合格。
輝く大学生活は雲散霧消となったのだった。
(ちなみに、羽生結弦とは同い年である)
・・・・暫く落ち込む時間・・・・
真っ暗な心の中を少しだけ明るく照らし、
「落ち込んでも仕方が無い」と垂れた頭を上げ、浪人を覚悟。
家族に学費を負担させたくないという思いから、
勉強はアルバイトをしながら独学で進めるつもりでした。
しかし、本当にありがたいことに
母親がお金を工面して、予備校に通わせてもらえることとなった。
~予備校に行く初日~
「予備校の学費は安くない」
玄関で靴ひもを結びながら親へ感謝を再認識した。
ただ、親へ気を遣いながらも、
華やかな進学組を考えると予備校に向かう足取りは重くなる。
電車を乗り継ぎ、予備校に到着。
多くの入学者がいて、いくつかの集団が出来ていた。
「親にお金かけてもらってワイワイやってんじゃねーよ」と
ガリ勉と犯罪者の間くらいの反発感を覚えながら、
指定された部屋へ黙々と向かう。
この日はオリエンテーションがあり、事前の学力調査を元にクラス分けされる。
僕は割り振られた席に座り、ソワソワと開始時間を待った。
しんと静まり返ったその大部屋は、僕の存在を小さく感じさせた。
・・・物凄いスピードで時間が経過・・・
あっという間にその日は終わり、
文字通り僕は、家と予備校を行き来する地獄の生活へと足を踏み入れた。
~それから1週(乳)間ほど経過~
次の受験では(学歴を手に入れる為に)学費を抑える為に国公立を目指したので、予備校では国語の授業を取っていた。
その日は初めての現代文の授業で
「(国語嫌いやねん)国語も頑張るぞ」と思いながら
授業開始を待っていた。
当時流行っていたTemple runというスマホゲームで時間を潰していると先生が入ってきた。
ちなみにスマホは母親が地元のウィルコムで買ってくれた(バッテリーが半日もたず、驚くほど軽いチープな作り)
「ガラガラ~(ドアの開く音)」
「じゃあ授業始めますね~」
僕はTemple runに向けていた目を
教室の入り口に向ける。
心の声「あ〜、今いい感じのトコやのn。。」
・・・
その時、
入り口に向けられた僕の二つの濁った目が、
黒いピタピタのニットに包まれた何かを捉えた。
~乳が教室に入ってきた~
教室に入る順番:ドアを開ける手→乳→胴体
そう、現代文の先生は爆乳であった。
先生は40代後半くらいで、(爆乳)ふくよかだった。
見た目は年相応だが、背が高く、黒縁メガネのクールビューティー。
先生のおっぱいに目が付いていたらバッチリ目が合っていただろう。
対して僕は赤いニキビの残る少し擦れた18歳。
その時、鼻の下は一帯一路構想くらい伸びていた。
スマホの画面を見ると「Game over」の文字がチカチカしていた。
視覚と聴覚を刺激しながらテンポ良く保健体育の授業が進んでいく。
僕は不思議な錯覚に陥った。
先生がその場に残ったまま、黒板の壁だけが奥に伸びて段々と遠くなっていく。
肉肉しいボディラインと2発の88㎜/L71用弾薬を抱える先生。
ググッとお腹の下あたりが少しづつ窮屈になっていく感覚を覚えた。
そして、そんな刺激的な日を境に、
僕の予備校生活にキラキラと光が注がれるようになった。
毎週月曜日の夕方にある(保健体育)現代文の授業。
チャイムが鳴ると扉が「ボインッ」「ガチャッ」と開く。
そして(おっぱい)先生が入ってくる。
皆の濁った瞳が霧が晴れたように輝いていく。
さながら日曜日のサザエさん症候群を乗り越えて当校してきた(迷える子羊たち)生徒への慰めのようだった。
そんな肉肉しい予備校生活も終わりに近づき、
それぞれが志望校を受験していく。
そんな僕は(爆乳先生)素晴らしい先生たちのおかげで
第一志望には合格せず、滑り止めの私立に入るのでした。チャンチャン
※とても良い人生を歩めています。安心してください。
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