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2023年は「真似ぶ」年になる

すでに2023年の抱負は書いていたけれど、何となく「これじゃない感」があって、改めて書き出してみようと思う。

タイトルにもあるように、今年は、とにかくいろいろな人たちの創作物を真似て、真似て、徹底的に真似ぶ、一年になるだろうなあ、と思っている。

2022年が、「あらゆる(漫画にまつわる)情報を、取りこぼさないようにしていく一年」だったとしたら、今年は、「これ」と決めたものを、徹底的に真似ていく一年。

たぶんこれは、年末から年始にかけて、自分の「好き」がすごく明確になってきたから思えているんだと思う。

「好きになったもの」を、大声で叫ぼう


年末、義実家に帰って、甥のクリスマスプレゼントだという漫画「ブルーロック」にどはまりした。

ブルーロックは、サッカーを用いたバトルロワイヤルみたいな漫画で、ページを捲る手を止めさせないストーリー展開はもちろん、子育ての目線でも、新たな時代に巣立っていく子どもの育て方を学ぶのに、すごく優れている漫画だ。

で、私が、どはまったのが「凪誠志郎」くん。これまで私は、広く浅く何でもちょっとだけ好き、、みたいなものが多かったけれど、凪くんのことは、年始に入ってから、毎日のように模写している。

そして、凪くんを通じて、私が好きなのは、自意識の低い人なんだなあ、という発見があった。

そうした、自分の「好き」が明確になってきたことで、人に、他人に、キャラに目が向くようになってきた。そして「好き」という気持ちさえあれば、学びの意識なんてまるでないまま、模写なんかができてしまうから、本当にすごい。

これが、これまでにない、私の1つ目の真似ぶ。

ストーリーの「型」の骨子をゲット



そして、年末には、物語の「型」について、これを起点に学んでいきたいと思える本に出会えた。漫画家のあまいろさんがTwitterで紹介してくれていた動画で知って購入。

たちばなやすひとさんのお話は、ストンと、耳にもお腹にも落ちてくる。これはきっと、この方のお人柄が、私にとってすごく魅力的だからだと思う。noteのラボにも入って、毎回、講座なども楽しませてもらっている。

noteさん主催の動画だったので、貼っておこう。

私は、多分この動画を、日本で一番見てるんじゃないかな。毎日、作業中にかけてる。で、夜には、この下の本を読んでる。

飽きっぽい私が、一つの本、一つの動画を何度も繰り返し見るのって、本当に、これまでにはなかったこと。

昨年までは、あらゆる創作本を読み漁ってきたけど、これは、骨格を得てから、枝葉や肉付けとなるものでは?と感じているものも多かった。

たくさんの優れた本があっても、きっとまだ、私には早かったのだと思う。

その点、たちばなさんのこのシンプルな創作プロセスは、きちんとしっかり、骨の髄まで叩き込むことができれば、後の情報は、どんなものも、読むだけで肉付けされていくような気がしている。

たちばなさんは、けっこう歳を取ってから創作の世界に入ったという。そんな、自分と似ているところのあるたちばなさんに真似んで、しっかりとした物語を作れるようになりたい。

2023年にやっていく具体的内容


自分の「好き」が明確になってきたことで、今年は、マンダラチャートが、サクサク完成した。

誰も興味ないと思うけど、自分のメモがわりに貼っておこう。。


昨年10月から始めた、毎日投稿のライブドアブログでは、公式ブロガーを目指そうと思っている。それには、月間50万PVを3カ月連続で達成しなければならない。

今月はすでに、ライン砲などのおかげもあって40万PVを超えているので、なれたらいいなあ、がんばろう。


また、SNSへの投稿でストーリーと読者の心理を学びつつ、今年は、月2で「胸キュンもの」の漫画も描いていきたい。本当なら、土日は毎週、胸きゅん漫画を出したいんだけど、ちょっと厳しいかも。今年の後半には、できたらいいな。

今は、胸キュンものを描くには、画力がないと話にならないことがわかってきていて、現在進行形で苦戦中。これを突破するための画力、キャラ、演出力をつけるのは、今年のかなり大きな目標だ。

その上で、たちばなさんの本にある、七人のキャラクターをすべて入れた、ストーリー漫画を作って持ち込みもしていきたいな。

東西サキ先生@漫画ソムリエの「進路相談」で、昨年、いかに自分にフィットしていない持ち込み先を選んでいたのかわかったので、ある程度しぼって、担当編集がつくのが目標。

今のところは、こんな感じだろうか?
収入となる漫画があまりないので、ちょっと、今後はそのあたりも考えていかないとなあ。

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最後に、私は、漫画家になりたいと思った理由の一つに、
この世の見え方が変わるのではないか、、という期待があった。

最近は、本当に目に見える世界の一つひとつが変わってきていて、ある日、コントラストだけに絞って世界を見てみようと思い、夕方に目を細めてみたら、涙が出てきそうなくらい、この世が美しかった。

自分というフィルターで振り分けていただけの「他人」も、今は、「キャラ」として、どんな相手に対しても、血の通った何がしかを感じることができるようになってきている。

子どもに対しても、きっとこの行動には、この子なりの理由があるのだと、素直に思えるようになった。

創作するって、豊かだなあ。
今ここに自分が居れることに、感謝しかない。





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