見出し画像

【絶景】3000mからヒマラヤを眺める!Poon Hillを解説

ナマステ!
株式会社ラストパートナー取締役の宮田です。
弊社はネパール現地で日本語学校を運営しており、日本では登録支援機関としてネパール人材を日本の企業様にワンストップでご紹介しております。

弊社の代表と副代表の私はネパール現地での在住経験があり、私の父親はネパール人、母親は日本人のハーフです。
私は現在もネパールに駐在しており、現地で日本語学校の運営やネパール人社員のマネジメントを行なっております。

このnoteはこんな方に向けた記事となっております。

・ネパール人の採用を検討している採用担当、経営者の方
・ネパール人について理解を深めたい方
・ネパール現地の最新情報を知りたい方


◾️プーンヒル(Poon hill)の魅力

実は現在プーンヒルの少し下に位置するゴレパニという場所で記事を執筆しています。ネパールに駐在して2年、ずっと行きたかったプーンヒルに本日早朝行ってきました。興奮が冷めないうちに魅力を存分にお話しできればと思います。ちなみにプーンヒルは5時間程度のトレッキングで3000mの絶景を拝めるので、少しタイトですが1泊2日で行くことも可能です。では本編へ!(早朝にiPhoneで撮影した写真をUPしていきます。)

1. プーンヒルの基本情報

1.1 地理とアクセス

プーンヒルは、ネパールの中部に位置し、標高3,210メートルにあります。アンナプルナ山脈の一部として、ダウラギリ山(8,167メートル)やアンナプルナI峰(8,091メートル)など、数多くの標高8,000メートル級の山々を望むことができる絶景ポイントです。ポカラ市から出発する「プーンヒル・トレック」は、プーンヒルを目指す多くのトレッカーにとって最も人気のあるルートです。

ポカラからは、バスやジープでナヤプル(Nayapul)まで移動し、そこから徒歩で数日間のトレッキングが始まります。トレイル自体は比較的短く、標高差も急ではないため、初心者でも十分に楽しむことができます。特に、ギャレ(Ghorepani)という村からは、プーンヒルまで日帰りで登ることが可能です。

1.2 観光と風景

プーンヒルの最大の魅力は、そのパノラマビューにあります。山々が連なる美しい景色を背景に、特に日の出の瞬間に見ることができる山々の金色に染まる光景は、訪れる人々にとって忘れがたい体験となります。晴れた日には、アンナプルナ山脈やダウラギリ山、マチャプチャレ(Fishtail Mountain)など、名高いヒマラヤの山々を一望でき、写真家や登山者にとって理想的な場所です。

2. プーンヒル・トレックのルートと詳細

2.1 トレッキングの概要

プーンヒルに到達するための代表的なルートは、「プーンヒル・トレック」として知られ、ポカラからナヤプル、さらにはギャレを経由してプーンヒルを目指します。このトレックは、一般的に4〜5日間で完了することができ、標高差も適度であるため、比較的初心者向けとされています。

トレイルの途中には、標高の低いエリアから高度を上げていく過程で、ネパールの田園風景や村落文化を楽しむことができます。特にギャレやタダパニ(Tadapani)などの村では、地元の人々との交流を通じて、ネパールの伝統的な生活様式や文化を感じることができます。

2.2 トレイルの詳細

  • ナヤプル(Nayapul)→ ヒナウ(Hile)
    ポカラからナヤプルまで車で移動した後、トレッキングが始まります。最初は比較的平坦な道が続き、村々や田んぼを抜けながら歩きます。エリアは熱帯植物が生い茂り、ネパールの農村風景を堪能できます。

  • ヒナウ→ ギャレ(Ghorepani)
    ヒナウを過ぎると、少しずつ標高が上がり始め、急な登りが続きます。ギャレは標高2,860メートルに位置し、ここでは一泊して翌朝プーンヒルを目指すことが一般的です。ギャレは、美しいヒマラヤの景色を楽しめる場所としても知られています。

  • ギャレ→ プーンヒル
    ギャレからプーンヒルまでは早朝に登頂するのが一般的です。プーンヒルまでの道のりは比較的簡単ですが、急な上り坂が続くため、早朝の冷え込みに備えた装備が必要です。

  • プーンヒル→ ポカラ
    プーンヒルで日の出を鑑賞した後、再びギャレに戻り、別のルートを通ってポカラに帰ります。下り道は比較的楽ですが、膝に負担がかかるため、歩き方に注意が必要です。


3. ベストシーズンと気候

3.1 トレッキングのベストシーズン

プーンヒルのトレッキングは、春(3月~5月)と秋(9月~11月)が最も人気のあるシーズンです。この時期は天候が安定し、晴れた日が多いため、山々の絶景を楽しむことができます。また、春には花々が咲き誇り、秋には空気が澄んで、よりクリアな景色を楽しむことができます。

一方、冬(12月~2月)は気温が氷点下に達することが多いため、防寒対策が必要です。また、夏の雨季(6月~8月)はモンスーンの影響で道が泥だらけになることが多いため、避けた方が良いでしょう。

3.2 気候の特徴

プーンヒルの気候は、高地であるため、標高によって大きく変化します。ポカラ周辺は温暖な気候ですが、標高が高くなるにつれて寒さが厳しくなります。特にプーンヒルで日の出を迎える時は、朝の冷え込みが厳しくなるため、暖かい服装や防寒具が必要です。

4. 文化と地元の生活

4.1 トレッキング中に出会う村々

プーンヒルへ向かう道中には、ネパールの山岳地帯に住む人々の生活を感じることができる村々があります。特にギャレやタダパニでは、地元の人々と交流することができ、彼らの伝統的な生活や文化について学ぶことができます。村の人々は、農業を生業にしており、稲作や野菜の栽培が行われています。

また、ネパールの山岳地帯には、シェルパ族やタマン族などの少数民族が多く住んでおり、彼らの伝統的な衣装や祭り、生活様式にも触れることができます。これらの文化的要素は、トレッキングを一層魅力的なものにしており、訪れる人々にとって貴重な経験となります。

4.2 ヒマラヤの宗教と信仰

ネパールの山岳地帯では、ヒマラヤ山脈に対する信仰が深く根付いています。多くの村々には仏教の僧院やヒンドゥー教の寺院が点在しており、トレッキング中にもこれらの宗教的施設を目にすることができます。ヒマラヤの山々は、神々の住まう場所として崇拝されており、訪れる人々も尊敬の念を持って自然と向き合っています。

◾️まとめ
いかがだったでしょうか。
弊社は「日本とネパールの架け橋になる」をスローガンに、日々活動を行っております。今後も現地の生の情報をお届けできればと思っておりますので、ぜひフォローをお願いします。またネパール人の人材紹介も行っておりますので、外国人の採用を検討されている企業の担当者様はぜひご連絡をお待ちしております。


株式会社ラストパートナー
代表取締役:土岐 誠
設立年月日:2021年1月
事業内容:海外人材紹介、IT・SNSコンサルティング、ブランド運営
所在地:東京都港区浜松町2-7-17 イーグル浜松町1001
認定:登録支援機関 登録番号24登 010248
   有料職業紹介事業許可番号 13-ユ-316911
会社HP:https://lastpartner.jp/

メールアドレス:info@lastpartner.jp


いいなと思ったら応援しよう!