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【標高5364m】人生で一度は行ってみたい!エベレストベースキャンプを解説!

ナマステ!
株式会社ラストパートナー取締役の宮田です。
弊社はネパール現地で日本語学校を運営しており、日本では登録支援機関としてネパール人材を日本の企業様にワンストップでご紹介しております。

弊社の代表と副代表の私はネパール現地での在住経験があり、私の父親はネパール人、母親は日本人のハーフです。
私は現在もネパールに駐在しており、現地で日本語学校の運営やネパール人社員のマネジメントを行なっております。

このnoteはこんな方に向けた記事となっております。

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・ネパール人について理解を深めたい方
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◾️エベレストベースキャンプ基本情報

エベレストベースキャンプ(EBC)は、世界最高峰であるエベレスト(サガルマータ、チョモランマ)の登山基地として広く知られています。ネパールのソルクンブ地方に位置し、標高5,364メートルにあるこのキャンプは、登山者やトレッカーにとって重要な拠点です。エベレスト登頂を目指す登山者は、ここを通過して登頂を果たしますが、一般的なトレッカーにとっても人気の高い目的地となっています。

エベレストベースキャンプへのアクセス

エベレストベースキャンプへは、カトマンズから飛行機でルクラ(Lukla)という町に向かい、そこから徒歩で数日かけて到達するのが一般的なルートです。ルクラへは、カトマンズから国内線で飛行機を利用することができます。ルクラからベースキャンプまでは、通常、6日から8日かかるトレッキングが必要で、標高差や道の険しさがその難易度を上げています。

ルクラからスタートするトレッキングルートは、ナムチェバザール(Namche Bazaar)という主要な町を通り、そこで標高に慣れながらさらに登山を進めていきます。この途中には、タイシェ(Tengboche)やペリチェ(Periche)などの村があり、エベレストの壮大な景色を楽しみながら進むことができます。

エベレストベースキャンプの特徴

エベレストベースキャンプは、エベレスト登山の最初の拠点であり、高山病に対する調整を行うためにも重要な役割を果たします。ベースキャンプ自体は登山者専用のテントが設営される場所であり、日常的にはトレッカーにとっても一時的な休息地となります。この場所からは、エベレストをはじめ、ローツェ(Lhotse)やヌプツェ(Nuptse)など、周囲の山々を間近で見ることができます。

エベレストベースキャンプに到達するためには、急勾配の道や急激な気温差、高い標高による影響を受けるため、体力と準備が必要です。標高が5,000メートルを超えるため、高山病にかかるリスクもあり、登山者は自分のペースで慎重に進むことが推奨されます。

◾️エベレストベースキャンプのトレッキングルート

エベレストベースキャンプを目指すトレッキングは、単なる登山ではなく、自然の美しさやシェルパ文化の深さを体験する貴重な機会となります。以下は代表的なトレッキングルートの一部です。

  1. カトマンズからルクラへ: まず、カトマンズから飛行機でルクラに到達します。ルクラの空港は非常に小さく、急な坂に位置しているため、離着陸が難易度の高いものとして知られています。

  2. ルクラからナムチェバザールへ: ルクラから約5〜6時間のトレッキングでナムチェバザールに到着します。この町はトレッカーにとって重要な拠点で、標高3,440メートルにあり、ここで標高に慣れることができます。

  3. ナムチェバザールからティメ(Tymboche)へ: 次にティメに向けてのトレッキングが始まります。途中でエベレストやアマダブラム(Ama Dablam)など、壮大な山々の景色を堪能できます。

  4. ティメからエベレストベースキャンプへ: 最後に標高5,364メートルのベースキャンプに到達します。この道のりでは、空気が薄くなるため、ゆっくりと進むことが求められます。

高山病とその対策

エベレストベースキャンプへ向かう際に最も注意すべき点は高山病です。標高が高くなるにつれて酸素濃度が低下し、体が酸素を十分に取り込むことが難しくなります。これによって、頭痛、吐き気、息切れ、めまいといった症状が現れることがあります。

高山病を予防するためには、以下の対策が有効です:

  • ゆっくりとしたペースでの移動: 標高に慣れるために、無理をせずに歩みを進めることが重要です。

  • 十分な水分補給: 高地では脱水症状を引き起こしやすくなるため、常に水分を補給することが必要です。

  • 適切な休息: 十分に休養し、体調が優れないときは無理に進まないようにしましょう。

シェルパ文化

エベレストベースキャンプへ向かう途中、トレッカーはネパールのシェルパ族と呼ばれる民族と触れ合うことができます。シェルパは高地での生活に非常に適応しており、その優れた登山能力から多くの登山隊のガイドやポーターとして活躍しています。シェルパの文化や宗教、伝統的な建築様式を目にすることができるのも、エベレスト地域の魅力のひとつです。

エベレストベースキャンプの未来

近年、エベレストベースキャンプは登山者やトレッカーにとってますます人気の目的地となっています。これに伴い、環境保護の重要性が高まっています。過去にはゴミ問題や生態系への影響が懸念されることもあり、現在ではネパール政府や登山業界が協力して環境保護活動を行っています。

また、気候変動の影響も心配されています。エベレスト周辺の氷河が縮小しているため、今後の登山環境やトレッキングルートに変化がある可能性も考えられます。

◾️まとめ

エベレストベースキャンプは、世界でも最も高い場所でアクセス可能なトレッキングルートとして、多くの登山者や旅行者に魅力を提供しています。厳しい標高や道のり、気候の影響を受けながらも、エベレストを間近に感じることができる貴重な体験が待っています。登山者はもちろん、一般のトレッカーにとっても、エベレストの神秘的な姿と、ネパールの文化を深く知ることができる貴重な機会となるでしょう。

いかがだったでしょうか。
弊社は「日本とネパールの架け橋になる」をスローガンに、日々活動を行っております。今後も現地の生の情報をお届けできればと思っておりますので、ぜひフォローをお願いします。またネパール人の人材紹介も行っておりますので、外国人の採用を検討されている企業の担当者様はぜひご連絡をお待ちしております。


株式会社ラストパートナー
代表取締役:土岐 誠
設立年月日:2021年1月
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