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タイ日記③水上マーケット〜象乗りツアー〜ウィークエンドマーケット編

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タイ旅行3日目は割と早めに起きて、水上マーケットに向かうためのツアーバスに乗るための民間バスに乗車(くどい)。
水上マーケットはバンコク近辺に五つくらいあるようでたぶん我々が行ったのは「ダムヌン・サドゥアク水上マーケット」だ。たぶん……。
相変わらずビュンビュン飛ばすバスで1時間30分くらい。

ココナッツ工場

カスを削って握るとものすごい量のココナッツ出る

ツアーに入っていたココナッツオイルの工場をまずは見学した。
ココナッツを作る工程も面白かったが、ここの工場のトイレは便器に水が入っておらず、トイレ内のタルから水を汲んで流す、災害時のトイレみたいな作りだった。
(この言い方、失礼かも知れない。でもインパクトあるトイレだった)

ココナッツを煮ている

ちなみに、タイの観光地のトイレはだいたい5バーツくらいを払って借りる。

そこからさらに車を走らせて30分。
川に船が浮かぶ水上マーケットに到着。

水上マーケット


ココナッツアイス屋さん

何も映ってないような写真だが、川の両側にお店があって郷土品なども売っている。

船でもお店を開いていて、ココナッツのアイスやマンゴー、焼き鳥棒みたいなのを売っている。
マンゴーのでかいやつを100バーツで買ったんだけど、写真を撮り損ねてしまった……


カラフル
健康そう

ほんまにこういうのを熱心に撮る癖をやめたい……他に見るものたくさんあるだろう。なんで別角度から2枚も撮っているのだ。

水上マーケットは大渋滞で、乗る船によってエンジンの質が違うらしく、別の船がガス欠したり煙をもうもうと吹いたりしていた。

象に乗る

そこからさらにバスを走らせて、象がいるテーマパークっぽいところへ。
象さんは確か一人400バーツくらいで乗った。10分ほどテーマパークの周りを練り歩いた。
写真がまったくないのは、GoProに切り替えて動画で撮影していたからだ。

象さんの背中はかなりスリリングだ。
大きな動物だけあって、飛行機や船と同じで一度乗ったら私の自由意志などまったく介さない感じがドキドキする。
象さん側の手違いでツルッとこけようものなら、私など一瞬でプチっと潰れる。コントロールも何もない。
人類が象でなく馬を乗り物に選んだ理由が分かる気がした。

「ぞーうさん、ぞーうさんおーはながなながいのね〜」と陽気に歌っていたら、
「そうよぉ〜長いのヨォ〜」と象使いのおじさんも陽気に返してくれた。
タイの人は基本的にみんな優しい。

首長族に会う

ちょっと詳しくは書きにくいんだけど、実は水上マーケットで、ある知らせのようなものがあり、臨時収入を得ていた。

このお金は何に使うのだろう?と思っていたところ、「象に乗った後は首長族にも会えますよ」とガイドの人が言っていた。
私の家族はあまり興味がなかったようだが、私はなんとなくお会いしたかった。

臨時収入もあることだし、と思い母を誘って首長族の村に行った。姪もついてきた。

もしかすると、象よりも水上マーケットよりも、なんとなく会った首長族がいちばんインパクトが強かったかも知れない。

首長族、正式名称・カヤン族は、タイの国籍がない人たちでミャンマーで戦争があった際に亡命してきたらしい。私たちが会った場所は普段住んでいなくて、はるばるテーマパークまで出稼ぎにきているとか。

静かで穏やかで陽がうららかな作られた村と、重い背景を持つ首長族の女性の静かな佇まいと基本的に工芸品を売ることに繋げるコミュニケーションが不思議な空間を醸していて、とても楽しく観光できる雰囲気ではなかった。

普段、気の強い姪でさえ、民族の姿か、空間の異様さか分からないが、最初から最後までビビりまくっていた。 
鈍感力が限界突破している母でさえ「あの感じは衝撃的だった」と後で言っていた。

平和と重さが同居する空気を初めて感じた。
(その空気を写真ではなくGoProに残しているので、家族用に動画編集するときにさらに何かを感じると思う)

ちなみに姪のTシャツはミニーちゃんだ

テーマパークには、いたらダメなやつもいた。
他に緑色の超人とかコウモリ男とかキャプテン米国もいた。

姪とともに顔にモザイクをかけておく。

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オニキ ヨウ
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